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題名 「冬視線」
映るものすべてに冬心
瞳の奥で感じ取り
身体に伝わる氷の世界
それは幻想的に輝いた
短く儚い季節の流れ
凛として張り詰めた空間を
共にする自身は
幾度か季節を巡らせる
冷たき風に触れ
雪が舞い散る空を見つめ
昼下がりの日差しにホッとした時
この心に冬の欠片を落とし
この心が忘れぬように残していく
夕刻は辺りが暗く包まれ
冬の奥へ迷い込むように
澄み渡る無限の空域へ向かう
音なき静けさは
凍える寒さを切に思い
聳え立つ冬の橋を渡りながら
振り向く視線に氷の結晶が煌めく
紗羅
今冬のピークは停滞しながら
寒波と積雪の時期を迎え
そんな中でも季節は
これから迎える春を目指して進んでいる。
年始を迎え日が経つことに
日常で見る光景は落ち着き
閑散としながら寒さが増して
まさに冬を感じている毎日。
澄み渡る空気
あちこちで見る冬氷
晴天の夜空にオリオン座
冬の真っ只中をこの視線は楽しむ。