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第1回タウンミーティング「気候変動と正しい科学の知識 」の開催レポート

ご挨拶

 みなさん初めまして。
 「さっぽろ気候変動タウンミーティング」のワークショップコーディネートとファシリテーターをしている話し合いの場づくり屋 SNUG代表の長谷川友子です。
 このnoteではタウンミーティング の各回のレポートをお送りします。

そもそも「さっぽろ気候変動タウンミーティング」って?


 「さっぽろ気候変動タウンミーティング 」とは、札幌市民や札幌に縁のある市民が集まり、気候変動などの社会課題について学び、考え対話するワークショップです。
 このタウンミーティングでは、多様な市民が集い対話により市民同士の相互理解を深め、地域での気候変動対策の行動促進を目指しています。

第1回「気候変動と正しい科学の知識」の開催レポート

第1回の概要はこちらです。

開催日時:2024年1月8日(月祝)14:00-17:00
会場:13LABO(北区北13条西4丁目1-2第一志水ビル2階)
講師:平田仁子さん(Climate Integrate代表理事)
参加者数:25名


このタウンミーティング で取り入れている「グラフィックレコーディング」とは?


 このタウンミーティングでは対話を絵や文字で可視化する「グラフィックレコーディング」を取り入れています。
 グラフィッカーさんが会場でずっとグラフィックを描き続けており、参加していない方にも情報だけでなく雰囲気や様子が伝わるように対話を記録しています。

「さっぽろ気候変動タウンミーティング 」のグラフィッカーは
あいであふぁくとりーの「さくちゃん」こと櫻井さん。

第1回目の流れ


・集まった私たちを知る時間
 タウンミーティングの第1回目は参加者同士もスタッフと参加者も初めましての状態です。
 まずは初めましての参加者同士で対話の練習をしたのち、参加者の気候変動に対しての感情やイメージを言葉にするワークと対話を行いました。

参加者が考える気候変動という言葉から得る「感情」と「イメージ」を洗い出します。

・講師による学びの時間

平田仁子さんによる講演の様子です。

 休憩のあとは、平田仁子さん(Climate Integrate代表理事)による講義です。今回のテーマは「気候変動と正しい科学の知識」。ご自身のご経験や活動を始めたきっかけ、そして気候変動の現状の課題や解決のための方策などの基礎知識についてご講演していただきました。平田さんの素朴ながらもパワフルな講義に多くの参加者が引き込まれているように見えました。

・学びを消化する時間

 このタウンミーティングは講義を聞いて終わりではありません。
 学んだあとで、参加者自身の中にある「問い」について参加者同士で対話します。
 今回の参加者からは、このような問いが出ました。


・(取り組みなどを)あきらめない原動力は?
・札幌市民で(札幌市でor札幌市民として) 活動するために効果的なテーマは?
・+2.7℃の札幌はどうなっている?
・恐怖のない仲間作りはどうすれば?(恐怖ではなく楽しく気候変動を伝えるには?)

 問いを出していない参加者は自分の関心に近い問いを選んでグループに分かれ対話によって学びを深めます。

 最後に全体で参加者全員での対話とお呼びかけタイム
 最後にグループごとの全体共有を行ったのち、参加者が初めてのタウンミーティングをどのように感じたか言葉にしてもらいました。

 また、「お呼びかけタイム」と称した「何かを一緒にやってみよう」「こんなのどうかな?」と呼びかける時間もスタート。
 今回は、参加者同士がディスコードというアプリでつながろうというお誘いと、このnoteのライター募集のお呼びかけがありました。

第1回目、終了!

 最初のタウンミーティングが終了した後の参加者の感想です。


第2回目のさっぽろ気候変動タウンミーティングのお知らせ


テーマ「誰一人取り残さない気候変動対策って?」
開催日時:2024年1月21日(日)14:00-17:00
会場:エンレイソウ (札幌市北区北11条西8丁目(北海道大学内))
講師:遠藤理紗さん(「環境・持続社会」研究センター事務局次長・気候変動プログラムリーダー)

第2回目はどんなことをするの?

 「気候変動」と「公平性(エクイティ)」のつながりについて学び、気候変動とどのように関連があるのか学びます。

第2回目のチラシです。

 全6回のプログラムですが、途中から(第2回以降でも!)のご参加も大歓迎です!
 お申し込みはこちらから!

 さて、第1回目のレポートはいかがでしたか?
 タウンミーティング 参加者ライターによる記事も近々アップ予定ですので、お待ちください!

 それでは、次回のタウンミーティングでお待ちしております!


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