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海鮮たっぷりの贅沢塩ラーメン!「浜チャンポン 三八飯店」【札幌ラーメン屋めぐりvol.25】

浜チャンポン 三八飯店 白石店(札幌市白石区)

塩味浜チャンポン 1050円

寿都生まれで、海の町・長万部に本店を構える、「浜チャンポン 三八飯店」。今回は、札幌の白石店にお邪魔した。

名物はちゃんぽんラーメンとあんかけ焼きそば。この日はちゃんぽん目当てで来ていたので、そちらを注文した。イカが丸ごと1杯のっていることで有名で、遠方からわざわざやって来るお客さんも多いようだ。
ちなみに、あんかけ焼きそばとチャーハンのセットも人気なのだとか。(多くの人が頼んでいたが、直径30cmはあろうかという巨大な皿で驚いた。)

頼んだちゃんぽんが到着した。海鮮とわかめのあまりの多さに、麺がまったく見えない。物価高騰、値上げやむなしのご時世に、こんなに海鮮をのせたちゃんぽんが1050円で食べられるなんて! これでも値上げしたらしいが、この贅沢さを考えると十分に安いだろう。
※2023年8月現在の価格

海鮮はドドンと5種が入っている。イカ、エビ、ホタテ、ホッキ、そしてツブ。スープを埋め尽くすように、わかめもモリモリのっていた。その姿、どんぶりサイズの海のごとし。
店主が漁師とのツテを活かして仕入れたという海鮮は、どれも鮮度抜群でおいしい。特にホタテはプリプリで、身が厚く満足感がある。
スープには海鮮の旨みが染み出し、ほどよい塩気が上品な味わいだった。

イカを切れるよう、トレイにはハサミものっている。ラーメンを頼んでハサミがついてきたこと、未だかつてあっただろうか。
いざ切ろうとすると、イカがスープの温度で熱々になりすぎていて触れない。やむなくセットの殻入れにイカを避難させ、冷めてからカットした。

麺は黄色いちぢれ麺。磯の旨みが活きたスープが、麺にしっかり絡んでくれる。

長万部まではるばる食べに訪れたくなる味だが、広大な北海道ゆえ、いざ行くと遠いもの。それを札幌にいながら食べられるのが嬉しい。札幌にはこちらの白石店のほか、手稲区のJR稲積公園駅近くにある札幌店の、計2店があるようだ。

お昼どきは混んでいたが、席数が多いのですぐに通してもらえた。座ってからラーメンが出てくるまでも早く、長く待たなくて済む。
北海道らしい海鮮を楽しめるので、観光に来た友人を連れていくのもいいかもしれない。ぜひまた行こう。ごちそうさまでした。


2023年8月来店

浜チャンポン 三八飯店 白石店
札幌市白石区本通2南5-25


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