親子のごとく信心しなさい
方角を用いるとすれば、一つの井戸の水ではむつかしい。
一つ所のくどで煮て、食べ物調えていても、方角の悪い年、月、日に、心持ちが悪いであろう。
厳重に方角行えば、むつかしい。
人間の勝手で方角のことを言うて、金神の留守をねらうより、天地金乃神様を氏子みずから頼む心に改め、親子のごとく信心しなさい。
金光教教典
367頁
山本定次郎の伝え
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おはようございます。
神様は親で、わたし達は子どもです。おかあさんのおなかに宿った時からその関係は始まっています。
でもここに、「天地金乃神様を氏子みずから頼む心に改め」とあります。
わたし達は親子であると共に、心を改めて親子になっていくのだろうと思います。
*
方角のことを言っておられますが、病気でも、なにか新しいことを始める時でも、どんな時でも同じです。
自律神経がとても不調の時、パニック発作がしょっちゅう出ていました。「金光様、金光様」と祈って凌ぐことができていました。いつかは抜け出せるという確信があったので、心が助かりました。
実際今は、すっかりおかげを頂いています。
祈るしかなくて祈って、親子にならせてもらってきたと思います。一生死なぬ父母を頂いていると言われることは、まことにその通りに感じます。
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