見出し画像

【スタジアム見学】感動だらけのアーセナル本拠地潜入 | Premier League(イングランド)

プレミア“ビッグ6”の一角アーセナル

英国ロンドン北部に本拠地を構える世界屈指のビッグクラブ、アーセナルFC。その強さと由緒からイングランドプレミアリーグ(EPL)を代表する“ビッグ6”の一角に数えられる。

  • ビッグ6:近年のプレミアリーグを代表する6つのビッグクラブの呼称。国内外でタイトルを争い、世界的な人気を誇る。当該チームはアーセナル、チェルシー、リヴァプール、マンチェスターシティ、マンチェスターユナイテッド、トッテナムの6チーム。

アーセナルFCのエンブレム © Nelson Ndongala

憧れの地、本拠地「エミレーツスタジアム」へ

スタジアムへは中心部から地下鉄でアクセスできる。周辺には複数の路線が通っているが、おすすめは“アーセナル駅”を利用すること。駅名にクラブの名称がつけられており、気分が高揚する。

地下鉄アーセナル駅のプラットフォーム

駅について改札を抜けるとすぐにスタジアムへの案内を見かける。何の変哲もない標識だが、ここでも気分は高まる。地上に出るとロンドンらしい雨模様だったものの、期待を胸に住宅街を歩く。

スタジアムへの案内標識

「NORTH LONDON FOREVER」を口ずさみながら、駅から5分ほど歩けばスタジアムに到着。住宅地の中に突然、姿を現したスタジアムに驚きながら歩き続ける。途中、スタジアムの壁面に有名なエンブレムウォールを発見。各国のグーナー(アーセナルファンの愛称)コミュニティのデザインとともに堂々のエンブレム。圧巻。

スタジアム外周のエンブレムウォール

公式HPで事前に予約したスタジアムツアーに参加するため、受付があるグッズショップへ。ツアーの内容はいくつかあり、試合の有無や得点によって料金は異なる。今回参加する最もスタンダードなツアーは4,500円程度。入場前に配布される持ち運び式の音声ガイドは日本語にも対応している。この際、同様に支給される有線イヤホンは持って帰ることができる。アーセナルデザインの赤色のイヤホンだけに嬉しい。

スタジアムに入場すると、順路に従って自分のペースで観覧していく。オーナーや選手OBなどが試合観戦するVIPラウンドでは、2003-04シーズンの伝説の無敗優勝“インヴィンシブルズ”を称える黄金のトロフィーを見ることができる。美しかった。また、ラウンジ入口は対戦相手のチームカラーをモチーフにしたフラワーアートで彩られている。ちなみに、この日は前日にマンチェスターシティとの試合があったため、水色の花が鮮やかに飾られていた。

VIPラウンジ入口のフラワーアート

その後、VIP席からスタジアムを一望したのち、選手の着替えや作戦会議が行われるロッカールームへ。壁や床の至る所にエンブレムやメッセージが描かれ、その雰囲気には思わず圧倒的される。

ロッカールーム入口の壁
ロッカールーム入口の壁(反対側)

シャワールームを通るとついにロッカーゾーンへ。我らが“スーパートミヤス”ことDF冨安 健洋のロッカーを発見。隣にはDFティンバー、DFキヴィオルが並ぶ。

冨安選手のロッカー

ロッカーゾーンは白を基調にチームカラーの赤があしらわれ、全体的に広々としていて開放的な印象を受けた。MFウーデゴーアはロッカーの中心、さらにMFハヴァーツ、MFライスといった豪華な面々が並ぶ。このロッカーゾーンに入れただけでもツアーに参加した価値があった。

ロッカーゾーン中央

その後は、選手入場ゲートからピッチサイドへ。サッカー中継でよく目にするベンチに座りながら、芝の香りを感じられる。つい前日、この場所で首位攻防戦が行われただけに、感慨深いものがあった。最後は選手や監督へのインタビューが行われるプレスゾーンを見学し、ツアーは終了した。

芝養生中のピッチサイド

次の夢は6万人のスタジアムで試合観戦

ツアーの所要時間には個人差があるものの、1時間30分から2時間ほど要する。ロンドンに出かける際はぜひ見学してほしい。いつかこのスタジアムでプレミアリーグを観戦することを夢見て。

感謝感謝です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?