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「溜めすぎるな!」-022:家の片づけのための「断捨離ファッション」にトコトンこだわった!

家の片づけのための「断捨離ファッション」にトコトンこだわった!


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以下は、別の某ブログに書いていた、
2023年の夏~秋にかけて決行した、
私の断捨離体験記「溜めすぎるな!」のnote版です。
📕kindle本出版予定📖
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「溜めすぎるな!」-022

家の片づけのための「断捨離ファッション」にトコトンこだわった! 

20230816

今回の家の片づけを通して、
家の片付けのためには、ファッションと道具に、とことんこだわれ!
ということを、再認識した。

軍手
軍手は必須ファッションアイテムだ。
さいしょは家の中での作業をナメて素手でやっていたが、
指先が荒れ始め、知らぬ間に指をすりむいてしまっていた。
屋外での作業になると、
段ボールの解体や木材の切断など作業の質が違ってくるので、軍手着用は必須だが、
途中で女性用の軍手を通販で買って使い始めたところ、
伸縮性があって、手のひら側に滑り止めもついていて、各段に作業がしやすくなったので、
この女性用軍手を追加で数枚購入して常備した。
軍手のほかに、薄手の使い捨てビニール手袋も多用した。
古いモノを扱う際に劣化した化学物質に触れる可能性もあるので、
薄手の使い捨てビニール手袋もマストアイテムだと思う。

作業着
屋内での作業ではそれほど汚れないが、
屋外の作業は、当然のことながら汚れの質と汚れ方が格段に違う。
砂埃や泥はもとより、
何年も使わずにしまっておいたアウトドア用品から石油が劣化したようなイヤな刺激臭がしたり、
またそれをしまっておいたクリアケース収納引き出しの内部を石鹸水で何度も拭いたりするうちに、屋内の作業とは違った汚れ方をするので、
古いシャツやズボンなどの作業着を着て作業した。
屋外で作業する時は、
日焼けや蚊や思わぬ擦り傷を防ぐため、長袖長ズボンだが、
この暑さなので今回は屋外作業はやめたし、
ウチのような狭小住宅は庭もなく、家屋の外に不要なモノが無いというか置きたくても置けないという、狭小さの恩恵を享受している。
今回、外からは屋内のように見えるが実質は屋外のガレージで連日作業したが、
日焼けと蚊は防げるので、古い半袖Tシャツに古いひざ下丈のズボンに靴下という出で立ちで作業した。
だが、夜間でも蒸し風呂のような暑さで、汗が噴き出してくるので、
熱中症対策として、ペットボトルの水やスポーツドリンクや塩を持ち込んで水分と塩分を補給しながら作業した。


蒸し風呂のようなガレージでのごみの解体や袋詰め作業において、
ガレージに持ち込んだゴミがどんどん増えて、足の踏み場もないほどになってしまった。
そんななかをつっかけサンダルであっちに行ったりこっちに行ったり作業していたら、
あるとき足が何かにつっかかって、滑って転倒しそうになった。
それ以来、靴の仕分け整理で発掘した、白いキャンバス地が黄色っぽく変色してしまった海外製の安い運動靴を、作業靴に履き始めた。
この海外製の運動靴は、キャンバス地が変色するほどの粗悪品だが、
ゴムの靴底が厚めで、コンバースのバッシューみたいにつま先部分がゴム引きされていて、工事用の安全靴には遠く及ばないが、つっかけサンダルよりは、ずっと安心感がある。
空のペットボトルを踏みつぶしたり、細い竹を踏み折ったりするときも、心おきなく作業できた。

マスク
コロナが「ふつうの病気」にされて以来、マスクをつけない人が増えたが、
片づけ作業においてはマスクをつけて作業したほうが良い場合があると思った。
20年前のアウトドア用品を処分しようと、ガレージに置いてあった衣装ケースの引き出しを開けると、石油が劣化したようなイヤな刺激臭がして、引き出しの中のモノすべてに、その石油系の臭いがしみついてしまっていた。
それらをゴミ袋に入れたり、引き出しの内部を石鹸水で3回拭くなどしている間に、鼻の中やのどの奥がイヤな感じがしてきたので、その後はマスクを着用して作業したが、1日ほど喉や鼻の粘膜にイヤな感じが残った。
換気をしながらの作業だったが、それでも注意しないといけないなと思った。

断捨離ファッションのポイント
自宅の片づけをする人のほとんどが、片付け作業の素人ではないかと思う。
そのため、プロの装いにあまり意識が行かずに、
ふつうの装いで、しかも素手で作業しがちなのではなかろうか。
だが、家庭用品の中にも、危険な成分が入っているモノがあったり、
経年劣化によってイヤな化学臭を発するモノもある。
また、慣れない作業での怪我のリスクもある。
自分の身の安全を最優先した、安全第一の服装が、
最もハイセンスな片付け作業ファッションだ。

それから、若いうちに何でも経験しておくことは大切だと思った。
私の場合は、屋外作業のバイトをしたことがあるので、
作業着や安全靴、作業場の安全慣行や、
腰痛にならないように重いモノを上げ下ろす方法といった、
ごく基本的なことは習ったことがあったので、
今回の片づけ作業の間に都度思い出して生かすことができた。
若い頃のバイト経験が、歳をとってからの安全な作業のために
大いに役立ったと実感している。

それでも、蒸し風呂のようなガレージに一人こもって、
半袖で、ひざ下丈のズボンで作業することが多かったので、
腕やひざ下には、どこでついたのかわからないような擦り傷やアザがそこここにできた。
私も一応女性なので、いつもきれいな装いをしていたいし、手が荒れるような作業はしたくないが、今は片付けの装いが「これが私のファッションよ!」と言うしかない。
今度生まれてくることがあったら、こういう作業を自分でする必要のない境遇に生まれたいと、心の底から思う。 

それから、今回の断捨離を通じて、
小学校の図工の時間は、意味があったんだなぁと、しみじみ思った。
作業道具をまとめて入れて置く、ちょっとした道具ステーションを、
不要な箱や厚紙を使ってチャチャっとこしらえた時に、
小学校の図工の時間に工作用紙で箱などを作った時のことを
フラッシュバックのように思い出した。
私が子ども時代の小学校教育は「詰め込み教育だ!」なんて批判されたけど、
大人になってずいぶん経っても、その時々で、小学校の授業で得たノウハウが役立っている!と実感した。

日本の公立学校教育は、日本人が思っている以上にスゴいと思ったのは、若い頃に旦那さんの仕事で一時期イギリスにいた時のことだ。
地元の水彩画の体験教室に行ったときに、「日本人か?それなら絵筆の使い方を教える必要はないから、どんどん絵を描き始めていいですよ」と言われたのだ。
傍にいたイギリス人生徒が「どうしてか?」と先生に尋ねたら、
「日本人は、小学校の時に絵筆の使い方を習っているので、既に絵筆が上手に使える。以前この教室に来ていた日本人もそうだった」
と言ったのだ。
その時、私はちょっとビックリしたが、教室の中を見回すと、
初心者とおぼしき女性が画用紙を使って絵筆を使う練習をしていて、
その絵筆の使い方が、幼稚園児のようにおぼつかない仕草だったのだ。
日本人が絵筆の使い方が上手なのは、小学校で水彩画を習うことに加えて、
小学校に書道の時間があることも大きいのかもしれない。

話は脱線するが、次のようなことも経験した。
インテリのアジア人の知り合いと、アメリカに永住する彼女の友だち(この人もインテリのアジア人)と話していた時に、
アメリカ永住アジア人が「アメリカの大学で一般教養の授業で数学を教えている」と言うので、
「どういう内容を教えているのか?」
と聞いたら
「〇〇〇〇だ」👈日本語の言い方も英語の言い方も忘れてしまいました
と言うので、
「それは、龍が縦になったみたいな、こういう記号を使うやつ?」
と、「S」を縦に引き伸ばしたような形の記号を片手でシュッと空に描いてみせたら、
彼女はとてもビックリして、
「どうしてその記号を知っているのか!?」
と言うから、
「高校で習った」
と言ったら、彼女は黙り込んでしまった。
そのとき、私は、
「理数系に進まなかった私でさえも、アメリカでは大学で教える内容を、私は日本の高校で習ったんだ」
と思った。
平成時代を通して「ゆとり教育」が叫ばれて、そのようになっていったので、
今の日本の学校教育のレベルがどうなっているか私は知らないが、
昭和の時代の日本の学校教育のレベルが保たれていてほしいものだと思う。

🍊🍊🍊🍊🍊

ここで、私が目指す、溜めすぎるな!の方向性を今一度確認する。

モノについて
 モ① もらったモノは、基本的に捨てる。
 モ② 10年以上経ったモノは、「捨て」を検討する。

   例外:将来カネになりそうな貴金属(金・プラチナ)や、
    死んだら棺桶に入れてほしい個人的にプライスレスなモノは、
    保有し続ける。 
 モ③ つまらないモノには、近づかない。

ストレスについて
 ス① もらったストレスは、すぐ脳の外に出す。
 ス② 稼働していない人間関係は、基本的に終わらせる。
 ス③ つまらない情報には、近づかない。

このブログの目的は、還暦を目前に、
家の中と脳の中をスリム化+最適化することによって、「シニアのミニマルライフ」ならぬ
「シニアの実(み)の成るライフ」を追求することである。

アラ還の生活を、少しずつスリム化+最適化して、
「シニアの実(み)の成るライフ」を目指していく。
家の中も、脳の中も、
 
溜めすぎるな!


🌳次回につづく🌳
 
🌳ものぐさゆえ、コメントにお返事できない失礼をお許しください🌳
 

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頂いたお心付けは、note内で循環させて、noteを盛り立てていければと思います!