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盗撮について学んでみた…(盗撮防犯ボランティアWc×防犯防災プロジェクトMate’s)

北九州市市民活動サポートセンター イノです。
以前に活動を紹介させていただいている 盗撮防犯ボランティアWc代表の山内さんからご案内をいただいたので、下記のセミナーを覗いてきました。

これまで、Wcの皆さんとは、サポセンのセミナーにお越しいただいた際などにお話しを聞かせていただいたりしていましたが、一般向けにお話しするのをきかせていただくのは初めてででした。

北九州市立大学421Lab. 防犯防災プロジェクトMate’s

今回のこのセミナーの主催は、こちらも以前noteでもふれさせていただいたことのある北九州市立大学 421Lab.のプロジェクトの一つでもある防犯防災プロジェクトMate’sの皆さんです。

彼らのプロジェクトは防犯と防災の2点の活動を通じて地域とつながり、その意識の向上を目指すというようなプロジェクトです。
昨年からWcと活動を行っていて、ミニセミナーを開催したり、駅でのパトロールなどに同行し、知識をインプットしてきていて、そのアウトプットの機会として、このセミナーを企画したとのことです。

今回は、体験型セミナーということで、盗撮という重たいテーマではあるものの、それを身近に感じてもらい、学んでもらうというコンセプトです。

学生発のプロジェクトとのコラボっていうのもいいですよね!
NPOの活動に興味を持ち、学び、さらにそれを広げるためアウトプットしていく頭が下がります。。。。

講演!(Wc代表 山内 千春さん)


盗撮の実態について代表の山内さんからお話しがありました。
以下は概要です。

盗撮の被害は年々増え続けているようです。
また、この犯罪が被害者に与える心理的影響は大きく、トラウマになったりして外出できない…といったこともあるようです。

カメラは小型化し、ペン型やUSBメモリーのようなものを見せていただいたのですが、一見カメラであるかどうかも分からないようなものもたくさん販売されていて、

それがまた安値でネットで簡単に入手できるということから、加害者の低年齢化も進んでいるようです。

またビジネス化していて、その盗撮された動画がネット等を通じて簡単に売買され、その市場規模もかなり大きくなっているということでした。
お金を稼ぐために人を傷つける行為...卑劣ですね

そして、ネット上でその動画が一度、流れてしまうと、それを完全に消去してしまうのは、かなり難しく被害者の精神的負担は増加する一方であるとのお話しもありました。

盗撮罪という罪がないことも、被害が減らない要因のひとつではないかということです。
各都道府県等の迷惑防止条例で規制がある程度で、やはりその刑は軽く、
盗撮は儲かる犯罪 というような考えも一部ではあるとのことでした。

Wcの皆さんは、公共トイレなどのパトロールを通じて、盗撮被害を未然に防ぐことはもちろんですが、

今回のようなセミナーで、市民の皆さんに自衛する意識を持っていただくたくということにも注力しています。

また、法制化に向けたロビー活動にも取り組まれているとのことでした。

カメラ探しを体験!


講演のあとは、こんなところにカメラがあるかも…ということを意識するための体験です。

Wcのみなさんが準備したものを使って、参加したみなさんは、カメラ探しを体験していました。

これ、私は以前に体験させていただいたことがあるのですが、相当難しいです。

ペン型のものなんてちょっと高そうなペンってくらいでまさかカメラが入っているなんて思いもしないものです。
それが学生のお小遣い程度(いまの相場がどれくらいか知りませんが…)で簡単に買える値段…確かに低年齢化してしまうような気もしました。

感想…オススメです!


こういう知識って必要ですね。。。
私の場合、あまり自分が被害に…ということは想像つきませんが、身近な人が被害者になってからでは遅いですもんね。。。
ネットで流れたりすることを考えると確かに被害者の心的な被害は相当大きいと思います。

今日のセミナーは概ね1時間程度で終了となりましたが、どんどん広げって行って欲しいと思いました。

親子で聞くのもアリだと思います。
地域の市民センターなんかで、小中学生の子を持つ親御さん向けのセミナーとかで取り上げてもらうのは、おススメですね。。。

Wcの方々のHPは下記にリンクを貼っておくのでよかったら見てください。
またセミナー開催等のご希望があれば、サポセンにご連絡いただけたらお繋することも可能です。

ではでは、今日はこんなところで…最後まで読んでいただきありがとうございました。

イノ






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