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(おそらく合格!)エネルギー管理士受験を振り返って

2024年8月4日、エネルギー管理士試験を受験した。準備状況および当日の流れ、自己採点結果について振り返る。

準備状況

各科目5年分の過去問を解いた。もう少し過去に遡って取り組みたかったものの、時間もなかったことから5年分に絞った。使用したのはオーム社出版の過去10年分参考書。

課題Ⅰ

試験2週間前から勉強開始。法律は馴染みがなかったものの、基本的な数字等を覚えた。大問3ではSI単位系や基本的な計算が出題され、配点も大きいため得点源となる。ある程度暗記物に取り組んだ後は大問3の計算問題の復習を中心に行った。

課題Ⅱ

試験4ヶ月前から勉強開始。初めは熱力学に絞り、試験1ヶ月前から流体、1週間前から伝熱に取り組んだ。

課題Ⅲ

試験2週間前から勉強開始。試験内容には、燃焼方式や燃料等の暗記物に加え燃焼計算があるが、暗記物を2週間前から取り組んでいたおかげでギリギリ間に合った。苦労される方が多い燃焼計算は簡単なmol計算中心であり、ガス主任技術者試験や高校時代の貯金を生かし、1周+見直しで勉強完了。

課題Ⅳ

試験2ヶ月前から勉強開始。課題Ⅱともかなり連動していたが暗記する項目も多く、分量もあったため課題Ⅱの次に優先して勉強を始めた。選択問題は〇〇を選択。あまり馴染みがなかったので取れるところだけに絞って覚えた。

自己採点結果

当日終わった時点での感触はイマイチで、何科目か合格できていればよいだろうと思ったが、蓋を開けてみると自己採点では全科目合格していた。各科目の詳細は以下の通り。

課題Ⅰ 151/200
内訳(26/50, 35/50, 90/100)
法律科目の勘が冴えたこと、大問3の計算問題がほとんど正答していた。法令はもう少し早めに取り組むべきだったと反省。

課題Ⅱ 158/200
内訳(44/50, 45/50, 39/50, 30/50)
熱力学の2問はほぼ満点。ピストンシリンダ系が出た場合、エンタルピー変化等が怪しいと思ったが、ランキンサイクルが出た場合確実に満点が狙えるところまで学習していた。伝熱は30点と残念な点数だったが、合計点では問題なく6割を突破し合格。

課題Ⅲ 72/110
内訳(22/30, 12/30, 38/50)
一番ギリギリかつまだ結果が怪しい科目。問題9の点数がかなり低いが、燃焼方式や排ガスの分析法の対策が不十分だったことから失点してしまった。燃焼計算についても後半の計算問題が分からず、選択肢の式を代入して悪あがきした。悪あがきが功を奏しギリギリ合格点に達している。ただし、最後のマークは時間がギリギリだったため、正しいものにマークできているかの自信が無い。。。。

課題Ⅳ 208/280
内訳(42/50, 44/50, 35/50, 40/50, 35/40, 12/40)
選択問題では15, 16を選択。冷凍・空気調和設備はほとんど対策ができなかった。必須問題のうち、ボイラーや原動機等は課題Ⅱの延長線上にあり、課題Ⅱの熱力学や伝熱をこなせていれば得点できる可能性は高い。最後以外は平均8割得点できており、問題なく合格点に達している。

その他

  • 試験会場は寒く、防寒対策が必要。

  • 休憩時間が長いので、合間にする勉強内容を事前に確認しておく。

  • 休憩時間も長いが、肝心の試験も大学受験レベルに長い。一日の試験に耐えられるように準備しておくこと。

  • 最後まで諦めずに問題を解く。途中式など誘導されているケースが多く、選択肢全てを代入して計算結果を確かめることもできる。

以上、なんとか合格していたが、九月中旬の結果発表を待ちたい。


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