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『 気持ちの伝播 』~職場のコミュニケーション~

昨日は私の仕事は順調に進んでいたけど、目の前のスタッフの仕事が山盛り。
まずは明日の準備をしなければならないが、それに手をつけるまでには時間を要することが見てとれた。
日中睡魔に襲われている瞬間も目撃している。
疲れがたまっている。

私は残業ができる時間があったので「お手伝いしますよ」とひとこと。

「大丈夫。明日朝少し手伝ってもらうかもしれないけれど」
「そうですか」
気を使い過ぎる人なので遠慮しているようで。

私が退社する時刻が近づいてきた。
再び様子を伺っていると上長に何か言われたようで意気消沈している。
あの状態では仕事ははかどらなさそう。

「今忙しい時期ですから私が30分でも手伝ったら少し楽なのではないですか」
ともうひと声かける。

ようやく「お願いします」と。

そこで私は実験をすることに。
人が集まるとそれぞれの持つ「気」や「エネルギー」は目には見えないけど影響し合いますよね。

目の前の落ち込んだスタッフがバランスを取り戻してもらえるように働きかけるという実験。

私が手伝う作業は慎重さが求められるので丁寧にやらなければならないが、スピードも必要。

黙々とやる時にイライラしたり、焦ったりしながらやるのと、「よし!やったるでー!」と思いながら進めるのでは、相手に伝播する力はまるで違うので、私はひたすら集中し進めていた。

しかし段々時間が気になり混乱しはじめた。

そこで気分を切り替えリラックス。
そしてわざと「よし!いい感じ~」「オッケー!」と小声で独り言をつぶやいてみた。

そうしたら目の前のスタッフが別のスタッフと仕事の意見交換が始まった。
すっかり声に力が蘇っている。
「よかった」作戦成功!!
ほっとして私の作業もノッテきて無事完遂。

結局30分どころか2時間オーバの残業(笑)


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