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子育てに「普通」はない、って何度も言い聞かせる

子どもの成長がその月齢の「普通」と比べて、早いのか遅いのか、以前は気にしないようにしよう、気にしたくない、と思いながらも、いやいややっぱり気にしていたような気がする。離乳食を始めた最初の1ヶ月、まっったく食べなかったことや、その後、まわりに比べて支え無しで立ったり歩いたりするのがゆっくりめだったこととか。

気にしない、マイペースでいい、なんて思いつつ、やっぱりついついその理由やら対策やらをスマホで検索してしまうし、その合間に開いた同じぐらいの月齢の子どもの成長を綴った子育てブログなどを見て焦ったりするし。

ふつう、なんて基準はただの一般論で、あらゆる個人的な事象の平均値でしかないはずなのに、そこから外れていないかどうか、チェック項目を一つ一つ確認しながら一喜一憂していた。

と、、ここまで書いて、思い出したのだけど、私は何回おんなじことを書くのだろうか・・・。

それでも、最近は気持ちが楽になってきたことには3つ理由があって。

1つ目は自分が仕事を再開したこと。自分の個人としての領域が戻ってきて、頭の中のポートフォリオが変化した。

2つ目は、それに伴って保育園に預けたこと。保育士さんたちとチームで子育てをできるという安心感がなによりも心強い。

そして、3つ目はついつい見てしまっていた同じくらいの月齢の子の育児ブログを見るのを一切やめたこと。単純だけど、この3つ目もかなり効果があったなと思う。見なければ、比べないのだ。そしたら、目の前の子どもだけを見て、1週間前とくらべて、1ヶ月前と比べて、こんなことができるようになったね!って、成長を素直に喜べる。

とはいえ、こうやってnoteに書いているのは、まだ「普通」の呪縛から脱することができない証拠。人間は社会的な動物であるがゆえに、まったくその囚われから自由になることは難しいんだろう。だから、これからも何度かこうして振り返っては自分に言い聞かせることにしようと思う。

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