2005年08月27日(土)
暑い一日。暑さが苦手な私は、朝から息絶え絶えで、娘に笑われる。だめじゃない、ママは、もう!と、彼女がしょっちゅう繰り返す。その言葉を浴びるたび、はいごめんなしゃいねぇと返事をしつつ、私は洗濯物やら何やらを繰り返す。
薔薇の樹のプランターにおそらく去年のうちにこぼれていたのだろう朝顔が、ぐんぐん育ち、薔薇の樹はすっかり朝顔に包み込まれ、今、青と紫の間のような色の花を毎朝開かせる。夕暮れ時にはあっけなく萎み、そうやって、やわらかい花びらが垂れてゆくまで開くと萎むを繰り返す。朝顔に思考があるはずはないけれど、私は見つめながら、気になって気になって仕方がなくなる。そんなにも正直に自分を曝け出して、それでもこの世界で生きていけるものなのでしょうか。もちろん、誰もその私の問いに答えてはくれないけれども。
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