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怪我の功名

画像はガラケーの女ではなく、Twitterにあげた自撮り。目伏せを施した変な人除け警戒バージョンですが、私が変な人みたい。

さて

髪がボサボサに伸びたのが無視できなくなり、観念して2年半ぶりに美容院に行ってきました。

以前お世話になったモンゴル民謡歌手の美容院かと思って予約したら、なんか間違えたみたいで全然知らない美容院に行ってしまいました。

店内に入ったら、知的障害のある女性が楽しく歌いながら髪を切ってもらっていました。その近くでご両親が立って見守ってました。

美容院は小柄な女性がおひとりで切り盛り。この時点で店を間違えたのを悟ったのですが、「すみませーん、座って待っててくださーい」と声をかけられたので、とりあえず待つことに。

陽だまりの中で歌う女性、髪を切る女性、その脇にいるご両親が「ここに来るまでの道が混んでいて時間かかってしまって…お待たせしてすみません」と私に話しかけてくる。

その風景が優しい絵みたいで、なんだか心がほわほわしました。

さて私の番になりましたが、久しぶり過ぎて髪をどうしようか全く考えがまとまらず。でも美容師さんはゆっくり話を聞いてくれて、とりあえず傷んでいる部分を切って整えることになりました。

私が緊張してると思ったのか、座ってる私の両腕の下に「こうすると楽だと思うので」と三日月型のクッションを入れてくれました。らくー。

ときどきポツポツ話をしていたら、気づけばカット終わってました。

「ボサボサは嫌なのですが、若作りはもっと嫌なのです。」と話したら、「加齢は、抵抗するものでは無いです。」とのお返事が。いいお返事。私美容師さんに言いたいこと言えたの、初めてかも。

シャンプーで席移動されられるのも忙しなくて実は苦手なのですが、この美容室はシャンプー台が移動してきてずっと同じ椅子に座ったままでした。

ユニバーサルデザインなんですって。へえ。

知的障害の女性の親御さんと少し話しましたが、私の実家近くの街から来てるそうで。車で片道1時間半くらい。それでも来たいのはわかる気がしました。

ここなら通えそう。ドライヤーのかけ方を教えてもらったら、嘘みたいにサラサラになりました。良い時間を過ごせました。

余談

サラサラの髪がうれしくてSNSのストーリーズにマスク顔の自撮りを上げたら、出会い系の男性に絡まれました。SNSによって違いはありますが、FBはホントにひどい。フェイスって言うてるのに顔出せないのもいやだし。もうやめようかな。

インスタも変な外国人来るけど、FBよりはねっとりしてないからまだいい。Twitterは最初から警戒してるから顔は出さない。

#エッセイ  #ひとりごと #SNS疲れた

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