5-56
坊主頭の次男坊。床屋さんには行かず、バリカンでセルフ坊主にしています。
洗面所に新聞紙を敷いて、パンイチ姿になり自分でバリカンをあらかた当てたあと、「かあちゃーん」と大きい声で呼ばれたら
仕上げはおかあさーん♪
と私が馳せ参じ、耳の周りとかうなじとかの剃り残しをガーッと仕上げます。私の人生でバリカンを使う日が来るなんて、思いもよりませんでした。経験値を上げてくれる我が子に感謝です。
さて
先日も、夜お風呂に入る前にバリカンを当てていた息子が、珍しく「痛い痛い」と半泣きに。見るとバリカンの刃の動きが悪く、髪の毛を噛んで止まってしまう。とても痛そう。
バリカンに付いてきたオイルも、もう無いそうな。しばらく頑張ったものの、あまりの痛さに虎刈りのままギブアップ。
「明日も早朝から頑張るから、仕上げ係の母ちゃんも起きてね!」ええーやだー。眠いーー。床屋さん行ってよー。
そして翌朝
またバリカンを頑張るものの、前夜と同じく痛そうな虎刈りくん。オイル…我らにオイルがあれば!ん?滑りを良くするオイルと言えば?
5-56でいいんじゃなーい?
試しに少し吹き付けて見ると、嘘みたいに滑りが良くなりました。新品同様の刈り味。
あらーステキーすごいーオホホホーと、早朝からテレビ通販みたいに感動の声を上げる母と息子でありました。
こんなに滑りも良くなるなら、反抗期の末っ子の気持ちも滑らかになるのでは…と、試しに末っ子に少しシュッとしてみたいです。怒るだろうからやらないけど!
余談
虎刈りは気の毒なので、カミソリで剃る?と息子に提案しました。
「母ちゃん、坊主頭とスキンヘッドは違うんだよ」
知らなかった。勉強になりました。
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