部屋の明かりを消してキャンドルにそっと火を灯す。枕元にはお気に入りの詩集。ふわふわのふとんにくるまりながらページをひらくと、キャンドルの炎とともに言葉もゆらゆらと揺れていた。それはそう、まるで水面に映る月のように。暖かい光とやわらかな言葉に守られながら、今夜もまた素敵な夢をみる。
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