見出し画像

【発達障害】私が社会不適合者なワケ【HSP】

 30代を迎えて改めて感じてることは、どんどん新しい挑戦が難しくなってきているということ。何故なら20代のうちにいろんな挑戦をして失敗してしまったから。

 でもその失敗のお陰で自分と同じ境遇にある人を救うことが出来るかもしれないので、今回はそういうことを書きます。


ライターを目指して

 筆者は子供の頃から作文が好きで将来は編集者になるのが夢だったし、実際そんな仕事を何度か経験しているのですが、いつからか「自分はこの職業でプロは無理だ」と確信しました。

 在宅ワークとしてネットでもよく募集されているライティングも挑戦しましたが、長続きしないことを確信してます。

 何故かというと、物を書く仕事は「嘘を書かなければいけない」ことが多いからです。例えば良いレビューでも悪いレビューでも依頼者が意図するような脚色の仕方が求められてしまいます。大衆向けの表現にしなければいけなかったり、メディアによって文法が細かく決められていたり、そうした縛りが発生してしまうと一気にモチベーションが落ちてしまうんです。

 だったらこのnoteを使って好きなことをダラダラ書いてた方が良いです。たまにスキを貰ったら嬉しい、お金が入った時は100円でも大喜びしてしまいます(笑)

 ライターに限らずどの職種でも謎縛りがあるとどんな簡単な仕事でも出来なくなる特徴があります。


悪口を聞いていられない

 普通に働くことが出来て、一番楽に生きる方法は他人の悪口を言ったり、自分と合わないと思う人をコミュニティから追い出すことなんです。これが出来たら人生超イージーモードだし、人類のほとんどの人はこれを実践してます。

 しかし筆者は悪口陰口会場に参加することも、その場にいることも出来ないんです。自分以外の人がターゲットになっていても無理です。

 他人を否定することそのものがいけない訳ではなくて、良い面と悪い面を理解した上で何かしら評価や議論するのは構わないと思います。

 ほとんどの人は自分では気付かないのですが、社会的に抹殺するためや、自殺に追い込むために言葉という武器を使ってしまっているんです。本人に聞こえてないところで言えば問題ないわけではなく、言われた人はどれだけ遠くにいても伝わっています。

 筆者特有の体感ですが、女性グループの悪口大会は本能的な拒絶さえあります。男性同士もマウントの取り合いはありますが、女性はより身体的特徴や身分、国籍、生活習慣などミクロな観点から導入される否定になりがちに思います。一生涯傷として残るような内容になります。

 世の中のほとんどの職場はそれが起こっているので、悪口が苦手な人は社会不適合者になりがちです。


お金に対する価値観が特殊

 「この人(会社)、自分にお金払いたいと思ってないな」と感じると受け取ることが出来ない体質です。先に挙げたライターのケースと同様に、例えば詐欺まがいのビジネスをするノウハウがあったとしても実際にすることは絶対にないし、間違って儲けたお金は捨てたくなってしまうくらい拒絶感が湧いてしまうのです。

 会社が自分の価値を認めた上で賃金を払っている、投資やパフォーマンスなど、自分の努力で得たお金しか価値がないと思っています。

 とはいえ、世の中のビジネスは基本的にどうやって人を騙してお金を得るかで成り立っているので、お金を巡って嫌な価値観を付けたくない社会不適合者はビジネスの途中で頓挫してしまうのです。


ムラ社会では生きていけない

 もし筆者が高給取りの大手企業や国家公務員になっていたとしても恐らく短期間で辞めていたと思います。大きな組織に見えるコミュニティでも内部に入ってしまうとムラ性に染まっていることに気付いてしまうから。

 住んでいる街や会社が「このコミュニティは多様性を尊重しています。絶対にいじめや差別は許しません」という強いメッセージ性を発していれば生きづらい人も気持ちが楽になったり、楽に稼げるようになったりするんです。

 そうすると知らないうちにお金も増えてたりするので生活が豊かになって趣味や人間関係も充実していくわけです。

 もし社会不適合者が生き生きしてきたら景気が良くなっているということなので、みんなでそういう社会にしたらいいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?