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完全自動運転EV製造スタートアップでのバックオフィスSaaS選定記(社員数5人〜30人編)

TuringでコーポレートバックオフィスリーダーのSaoriと申します。はじめてnoteを書いてみますが、Turingのバックオフィス運営における思想、つまり「効率とエンジニアの負担軽減」に焦点を当て、ゆるっと書き記していく予定です。

本記事では、Turingに入社してから整備からシステム選定に至るまで、一連のプロセスを通じてバックオフィス運営に対する思想をどのように実践してきたか、というところをお届けします。

Turingに入社したときの状況を思い出す。(2022年4月のこと)

Turingというスタートアップ企業に5人目で入社しています。
当時、Shikumiyaさん(←会社のあらゆることを仕組み化し、経営管理や経理面で強靭に支えてくれるつよつよリザーバー)、Kentoさん(←いちエンジニアであるが、生物として有能すぎる故に当時バックオフィスも担っていた)の頑張りのもと、コーポレートバックオフィス0名体制のスタートアップにも関わらず整った運営がなされていました。

社内整備「基本のき」。

私の入社直後、まず取り組んだのはシステム導入前の運用とデータ管理の整備と下準備です。
システムなくとも情報が理路整然と整理され、必要なデータは簡単に探し出して取得できるようになっている状態こそが重要と考えています。

具体的なアクションとして、物理的な書類の整理を行い、証憑類の適切なサーキュレーションフローを確立しました。組織内の整合性を高めましょうという取り組みです。

社内システムの選定。

次に長期に渡り取り組んだのは、社内システムの選定と導入です。
Turingのバックオフィスでは、現在以下のシステムを選定しています。
(どれも素晴らしいですが、LayerXさんのバクラクと出張支援クラウドのBORDERは本当に素敵で大好きです。また詳しく書きたい。)

  • 経費精算:バクラク

  • 支払申請:バクラク

  • コーポレートカード:バクラク

  • 受発注管理:Freee

  • 労務管理:SmartHR

  • 勤怠管理:HRMOS

  • 電子契約:クラウドサイン

  • クラウド電話:DialPad

  • 出張支援:BORDER

選定の「キモ」。

これは選定にあたって重要視した2点です。

  1. Slack連携性に強みを持つシステム
    社内コミュニケーションのほとんどがSlackで行われており、オンラインに限定した場合の同システムでのコミュニケーション比率は体感であ95%以上を占めています。このため、特に日常打刻などはSlack経由とすることで工数を最適化し、工数を濾過していくことを目指しています。(打刻システムを毎日ブックマークから開いて手入力する、というのもチリツモですよね。)

  2. OCRやシンプルなUIに強みを持つシステム
    経費精算などの手入力が多いプロセスにおいては、OCR技術と優れたUIUXに強みを持つシステムを採用することで、申請にかかる労力工数を極限まで削減させようと試みています。

このように、エンジニアの負担を最小限に抑えることを意識したシステム選定を行うことで、ディープテックスタートアップであるTuringの開発の歩みを止めないことをとにかく最優先にしています。
同時期から別角度からの取り組みとして、エンジニアのサポートするアシスタントの増員も行っています。少数精鋭のバックオフィス運営の中、エンジニア支援に関しては常は惜しみなく提供を続けています。

更なる濾過と進化を。

現在の計画として、バクラクをベースにした稟議ワークフローの導入や受付システムの選定を検討しています。

ますます効率を高め、最大限エンジニアの負担を減らし、且つ筋肉質(=贅肉のない)なバックオフィス運営の実現を目指す次のフェーズがある程度整ったら、カオスマップと共にPart2をお届けさせてください。


Turingではバックオフィスも一緒に働く仲間を大募集中です。
興味をお持ちの方はぜひお気軽にDMください。🌹


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