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夢が惑わせた現実

【夢】ゆめ
①睡眠中に持つ幻覚。②儚い頼みがたいものの例え。夢幻。 ③空想的な願望。心の迷い④将来実現したい願いや理想。

いつかの新聞に載っていたのですが、今なお私達を魅了する遥か昔に存在した恐竜。彼らは

「実は飛べなかった」

という、恐竜のイメージを覆す事実が判明しました。もちろん重さ数kgの羽を持つ恐竜は飛んでいたと思う。(いわゆる翼竜)  取り上げられたのは史上最大級の翼竜とされる、ケツァルコアトルス。映画「ジュラシック・ワールド」にも登場しています。(以下、2023年4月9日 日経新聞より引用)

「実は上昇気流などを捉えて滑空飛行するのが苦手で、数分飛ぶのが限界だった」そう。

では何故飛ぶと考えられていたかというと、人の「恐竜は飛んだ」という夢から、実際より体重を軽く見積もっていた。具体的に言うと、骨の中は空洞だと思われていた。私は生物の体の構造には詳しくないのですが

そんな訳ないだろう

と思わずツッコミました。でも本当にこれが一部で信じられていたとすると、すごいなと思います。

飛行機を発明したことで知られる、ライト兄弟。彼らは「空を飛びたい」という純粋な思いで飛行機を設計・制作しました。しかしそれは同時に、多数の人の命を奪う兵器にもなりました。飛行機が作れる程賢ければ、後々のことも分かりそうなものですが…。

一般的に「夢を持つことは良いこと」とされていますが、陥りがちなポイントは

夢は実現した時、現実になる

ことです。だから「夢を見ている時の方が幸せだった」なんてことが起こる。それに、例えば「隣国を侵略して征服 !」なんて夢を持つと、不幸になる人が沢山出てきます。「夢は寝て見ろ」と言うように、実にあやふやなものです。
夢が現実になった時の問題点を想定する。夢と現実のギャップを出来る限り減らす。それが自分だけの利益ではないか考える。そして実現することが大事なんだなと思います。


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