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息子、初めて熱を出す

アメリカに着いて、最初の日曜日。
息子が人生で初めて熱を出した…

息子は生まれて1年間、病気という病気をしたことがなく、(強いて言えば生まれてすぐの黄疸が強めだったぐらい)ありがたいことに健康そのものだったのに、ここにきて熱を出してしまいました。
子どもの熱なんてよくあることだと分かりつつも、初めてのことなので、私も夫も動揺。
ここが日本なら#8000の子ども医療でんわ相談に電話したりできたのにそんな制度はざっと調べた感じなさそうだったし、そもそも転職したてで、保険がまだない…。

とりあえず、ネットで調べた感じ3日以上熱が続く場合は病院へとあったのでそれを信じて行動することにし、夫に解熱剤だけ買ってきてもらい様子を見ることに。

息子は初めての熱にギャン泣き&ぐずぐず。
喉が痛いのか、お水もあまり飲んでくれず、ご飯も、大好きだったバナナでさえ食べてくれなくなってしまいました。なので、水分はジュース、食事はヨーグルト、あんまりにも泣き喚いたら解熱剤を使う。という感じで、日曜日、月曜日と過ごしたものの、治る気配は無く…

(そう!夫が買ってきた解熱剤は、シロップ剤だったのですが、一緒に注射器もついてきました。注射器で薬を吸い上げて、直接子どもの口に押し出す感じの仕様で、私地味に感動してしまいました。これなら言葉が通じる子は口を開けたままにして、薬を流し込めば注射器に口をつけることはなく衛生的だし、息子はまだ言葉が通じないけど注射器を口の奥の方に差し込むと自動的に口を閉じてたのでこぼす心配ないし。と元ドラッグストアの店長として考え深かったです。)

火曜日、見かねた夫が月曜日に予約してくれた日本人の先生で日本語が通じる小児科へ

(夫曰く、日本の場合もですがアメリカは特に行ってすぐ受診は難しいことが多いらしく、ほぼ完全予約制みたいです。)

電話の際に熱があることを伝えていたので、コロナとかインフル対策として裏口から中へはいり個室に通されました。
まず優しい看護師さんにコロナとインフルと…(あともう一つ忘れた)の検査のため、息子は鼻に綿棒を3回入れられました。
それはそれはもう、ギャン泣きで看護師さんが優しく接してくれてるのに全然ダメ。食われるんじゃないかってぐらい泣く。看護師さんほんとすみません。しかも3回目には逃れ方を覚えたらしく本当に入れさせてくれない。看護師さんほんとすみません…
結果を待つ間に体重を測りますと、看護師さんが新生児が使うような体重計を持って登場。したものの、
「あ、でもこれじゃあ暴れちゃうよね…わかった!お母さんと一緒に測ろう!」
!?!?!?!?
びっくりしてる間にあっという間に普通に乗るタイプの体重計を持ってきた看護師さん。なされるがままに抱っこしたまま体重計に乗り、体重をメモされる。一旦降りて息子を夫に渡し私だけ体重計に乗り、メモされる…。
わかってるんです。頭の中ではこれが今も泣き続ける息子への最善策で、私の体重なんて1ミリも気にされてないことぐらい。でも、出産してから1年も経つし、アメリカきてからそんなに食べてなかったのに、メモされた私単体の体重の酷さに、Oh my  godと叫びたくなりました。

程なくして、結果も全て陰性だったので先生登場。
私が抱っこ紐で対面抱っこをしていたので、先生が気を遣って背中に聴診器をあててくれ、熱が出ると中耳炎になる子もいるからと耳の中も見てくれました。(耳くそが溜まってるらしいです)
特に現時点で問題はなさそうだったみたいで、もし熱が下がって湿疹が出たら突発性湿疹だからね。と言われました。他の症状はあるかとも聞かれたので鼻水が少し出ると伝えると、解熱剤はあるとのことなので鼻水の薬だけ出します。と伝えられ診察はおしまい。
また木曜日様子を見せにきてくださいと言われ、会計の際に薬をもらって病院を後にしました。

診察の際に先生が
・アメリカは総合の風邪薬がないから症状別の薬をだします。
・子どもに至っては脱水症状がとても危険だから食べなくてもいいからとにかく水分は摂るように。水よりも、経口補水液を飲ませるように。(日本よりも味の種類がたくさんあるけど、基本美味しくないよとのこと笑)
・先生オススメはポカリスエット。日本のものが売ってるスーパーに売ってるよ。高いけどね。

と言われたので、病院から車で20分ほどのところにある日本のものが売ってるスーパーへ行きました。見慣れたものに囲まれてて安心感を覚えましたが、本当にポカリスエット、高かった…ビビった。とりあえず一本と粉を買って帰りました。そして、初ポカリは美味かったのかあっという間に飲み干した息子。ジュースもちびちびしか飲まなかったのに…。

その日は外出したからかか、今朝よりも熱が上がってしまったのでその後
は安静にして、火曜日、水曜日と過ごしました。
水曜の夜には微熱程度になったのですが、未だに発疹が出ていないので単なる疲れからくる風邪だったのかもしれないと思い、木曜日の診察をキャンセルして木曜日も家に引きこもり安静に過ごしてました。

現在、木曜日の夕方ですが、やっと、やっと息子が長時間寝てくれましたー!!
日曜日から眠りが浅すぎて大変でした。入眠前のぐずりもいままでは、泣かないまでも私の顔の上にお尻を乗せたりゴロゴロしながら私の髪の毛引っ張ったりして動き回っていたのですが、それがギャン泣きに代わり、抱っこしても反り返る、押し返して抱っこから離れようとする。下ろしたらおろしたでもっと泣く…というのをまぁまぁな時間やらされました。やっとこさ寝たと思って横にしたらすぐまた起きてギャン泣き、振り出しに戻る。うまく横にできても、隣で寝てるこちらが動くと起きてまたギャン泣き、振り出しに戻る。極め付けはやっとこさ寝てこちらも寝る体制に入って10分後、なぜか起きてギャン泣きを短いスパンでされる…あぁ、思い出しても本当に辛かった…
まぁ、1番辛いのは熱がある息子なんですけどね。頭ではわかってるつもりですが、やっぱり続くとイライラしますね。辛いなら体を冷やそうと氷嚢的なものをしようとしても怒るし、でも体は暑いから泣いてるし、寝て体力を回復しなきゃ治らないのに昼寝もしてくれず。ご飯も全然食べてくれなくなり、どうしたものかと思っていたのですが、やっと、やっと長時間ぐっすり寝てくれてますー!!
まぁ、ちょいちょい起きていることを確かめられるので隣で私も昼寝したりブログを書いたりしてるんですけどね。
にしても、これは回復傾向なので本当に良かった良かった。
以上、息子初めての発熱とアメリカの小児科でした。

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