カウンセリングの先生

基本的にいい人なんだけど、 マダムなんだよなあ……
暖の彼の彼女の境遇に涙した。
暖の彼は自由気ままに楽しく……ではない。
行くところがないんだ。
頼る人も実家も何もない。
だから、お人好しの暖の彼を頼るしかなかった……

お金もない。
仕事をしても入ってくるのは後日。
住むところもない。
頼れる人もいない。
転がり込める家が 暖の彼宅だった。

それを自由でいいわね……と言う、
カウンセリングの先生は貧困で頼る人のいない 辛さが分からない。
その辛さは経験した人しか 分からないのかもしれない。

今の平成生まれならともかく、 私の世代は保証会社もなく、
独り身の女性の自立は至難の業だった。

仕事も定時に終わらせるのが至難の業。
自転車を飛ばす。
Aさんの電話中にBさんの記録を書く。
通院同行中に回覧を読む。
それ以上、何をすれば早まるの?? 誰か教えてよ……

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