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さおり
2018年6月16日 22:23
ときどき、目の前が真っ暗になることがある。どう進んでいいのか、わからない。後ろを振り返っても何もない。暗闇は好きなのだ。でもそこは闇でさえない。大きなぽっかりとした「虚無(ナダ)」それにとらえられたら、じっとそこを抜け出せるまで耐えるしかない。アロマもヨガもアートさえも届かない。手を伸ばした先から「なんにもなくなる」。もがけばもがくほど、近くにある見えない宝物を壊してしまう。