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留学中に資格を取ること:DALF C2

これしたいな、こうなりたいなと思い浮かんだことは、すぐ実現しなさそうなことでも自分の中から消さない。浮かんだ瞬間にメモしておく(すぐ忘れちゃうからね)。欲しいスキル、全部手に入れる。フランスでやれるだけのことをやって行けるとこまで行く。何が将来に役立つか分からないから、時間のあるうちにとりあえずやってみる。

思い付いたアイディアを達成するためにゴールから逆算してプランを考える。
私の最近の計画は、長期休暇の間に資格を取ること。縁はないだろうな〜と長年思ってきたDALF C2に挑戦したいなと、今朝ふと思い浮かんだからすぐに試験について調べてみた。すると、その内容や準備過程が本家の学業にプラスになることは間違いないし、どこで仕事をするにしても提示できる語学スキルとしては最高レベルだから、受験料の高さはさて置き、チャレンジしない理由ないじゃん! と思っています。C1よりC2の試験内容の方が大学で求められるスキルに近いし、留学生の友達はC2を持ってて案の定、いちばん初めから授業をソツなくこなしていた。

フランスだとほぼ毎月受験のチャンスがあるし、脳がフランス語モードの今が目指すタイミングでは? というわけで早速、オーラルの練習問題をやってみた。15分の音声(ラジオ番組)を2回聴きメモを取って、1時間で発表原稿を作る。まずラジオの内容を試験官に伝え、次に指定された二つの立場のうちどちらかを選んで自分の意見を述べる。最後に試験官と議論。

普段の授業は3時間だから15分は短すぎて、聴き逃したら終わり、という緊張がより強くある。ラジオのゲストは大学の先生のようにノートを取るための間を与えてくれないし、「Autrement dit」と言って言い換えることもほぼない。ただし、重要な言葉を何回か繰り返すのは授業と同じで、これを掴めれば問題点を洗い出す手掛かりが得られる。1回目でキーワードを拾い、2回目は各キーワードを記号で繋いでロジックを明確にする。これは授業やテスト準備でやってきたことだから、DALFバージョンに自分で改変していけばいい。

聴き取りメモと立てたプラン

大学の授業のおかげで、話の要点を掴むこと、キーワードを拾うこと、ロジックを明確にしてプランを立てること、別の言葉で言い換えること、文章と口頭の両方で表現することのすべてが「何これ、超楽しいじゃん」と思えるようになった。なかなか難しいけれど上手くまとまったときの達成感を味わうのが好き。DALFもそれを味わえるから、楽しみながら準備していこうと思います。

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