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捨てられなかったモノ達のために。

今日は友人と二人で、昨日どうしても捨てることができなかった物たちのために、残材と呼ばれている木材を使って、いわゆる「あるもんランチ」的に本棚を作りました。友いわく「書庫」ですが、そんなええもんじゃないんですが、われながら、自分らしい本棚ができました。

↓出来上がったばかりの本棚。

手作りの棚、名付けて「やっ棚」

むかし先輩から「かんたんにモノを捨てられる人は、やはり情が薄いんですね。なやんで、躊躇して、涙を流せるようなヒトになってはどうですか。それは決して執着なんかじゃなくて、愛着という名の「情」なんです。ニンゲンはそれでいいと思いますし、良い悪いじゃないでしょう」と聞きました。

この棚の材料も、古くなって、腐りかけて、中途半端で役立たずと隅に追いやられていた「残材」「切れ端」「端材」ばかりです。なんか自分みたいですが、役に立てた「誇り」を感じます。良かったね、と労りつつ改めてこの写真を見ながら、センチメンタルな気分になってます。

大量生産、大量消費、大量廃棄社会が続いてます。もったいないって言葉は忘れられ、断捨離と称してワタシも先週と昨日たくさん捨てました。捨てることは必要ですが、十分なんかじゃない。捨てたモノの中には、たくさんの想い出と喜びも悲しみも含まれています。

そして、どうしても捨てられない、わたしが生きてる間は残しておきたい物たちの住処ができました。インパクトドライバーとビスと丸のこで作った新居です。新しい場所で、どうかゆっくり休んでください。きちんと整理します。もう悲しいモノ達を増やさないようにすると約束します。

今日はiPadで自分の字で書いたのをUPします。
下手すぎて笑いますが、わたしの「座右銘」です。
理屈じゃない、自然な気持ちを込めました。
Tさん、ありがとうございました。

自然の道(水)

この二日間、肉体労働が続きましたので、腰の上の筋肉に程よい倦怠感があります。今日は早く寝て明日に備えます。
ご覧下さりありがとうございます。

念水庵

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