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なぜ「教えて君」がいけないのか。AeとPrを使うことを目的にしていると良くない!の巻

2020/9/7 なぜ「教えて君」がいけないのか。AeとPrを使うことを目的にしていると良くない!の巻


難しい問題なんですが、「教えて君」が悪いかというとそういうことではなくて、どちらかというと自分で調べる力と、自分でやりきる力がつかなくなることが問題だと思ってます。


人に聞いた方が早いじゃんってのはわかるんですが、、
我慢して自分で調べる癖をつけたほうが良いです。
(もしくは、ギャラを払って調べてもらうとか)


映像編集に限らず、フリーランスで生活しようと思うと様々な問題にぶつかります。知らない技術や、分からない分野の説明映像など、そんなとき大切なのは自分でやりきる力です。

映像編集の仕事は、
案件ごとにオーダーメイドで問題を解決していくことだと思ってます。

仕事というものを掘り下げてみると、映像編集以外の仕事も含めて
「問題を解決」するから「取引が成立」して利益が生まれると思います。


ごはん屋さんだってそうですよね?
「空腹」という問題
「ご飯をつくる」という手法
「お腹を満たす」という解決に導いています。
だから「取引が成立」しています。


大切なのは「お腹を満たす」ことが結果を達成出来ている点です。
相手側は決して
「ご飯を作る」という手法にお金を出しているわけではないんです。

空腹という問題
お腹が満たされたという結果になったのでお金を出しています。


なので、我々もその「相手の問題」を解決することに注力するべきで
Aeやプレミアはその「手法」の一つに過ぎないということを大切にしないと行けないです。

ざっくりとした言い方ですが
問題を解決するからお金をいただけるんですね。
だから、その一歩目で人に聞いてしまってる時点で勝負ありです。


ここで、話をもとに戻すと
調べることなく、方法を聞いてくる人はすでに、
自分自身、相手を含め「問題解決をする」という視点が大きく抜けてしまっているので価値を生み出すことが、難しくなります。


AeとPrを使うこと自体が目的化されてしまっている。


それに、自分自身の問題を解決することが出来ない状態だと、
なおさら相手(お客さん)の問題に目を向けることはできなくなって
解決することは更に難しくなると思います。


ご飯屋さんも、エディターも、弁護士も
みんなそれぞれの方法で「問題を解決している」から
価値が生まれてギャラが発生しています。

この仕組みを改めて意識すると
自分がどうしたら良いかがわかると思います。


蛇足ですが
Aeを勉強しても仕事が増えないという相談を受けることが大変多いのですが、それも似た状態になっていて
「Aeを習得する」という行為はレストランで言うところの
「食材の仕入れ」だと僕は思っていて
大切なのは、仕入れの前仕入れの後です。
仕入れは当然しますよ。レストランなんだから。


「うちは世界一の素材を揃えている!」といっても、
あなたが無名で山奥に店を出していたら、
誰も気が付きようがないし流行りようがないです。


大切なのは、まず人通りが多い通りや場所を調べて、そこにテナントを構えてその界隈の人が好きなテイストや、価格帯で提供する商品を考えて
そこから「仕入れ」をするのが正攻法なんじゃないかなと思います。


映像のテクニックは覚えていく過程が魅力的だったりするので、
うっかりスキルだけ意識してしまいがちですが
商売でやっていきたいとしたら
「問題」「手法」「解決」について意識すると良いと思います!


長々とすみません!サンゼでした!

※こちらの記事は2020/9/7にサンゼが運営するオンラインコミュニティECHOにて記事として公開したものを転載しています。
ECHOでは短い記事を頑張って投稿しています。ご興味がある方はECHOへご参加ください!

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