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文学フリマ東京37【感想編】

というわけで、文学フリマ東京37に参加して来ました。

文学フリマ東京に参加を決めた経緯から説明します。今年の6月に文学フリマ岩手に参加後、やる気が途切れないうちに次のイベントの参加を決めてしまいたく、タイミング的にちょうど良かったのが文学フリマ東京でした。田舎に住んでる身としては、たまに都会に行く機会を逃したくないという理由もありました。そういうわけで、文学フリマ東京で自分の作品が売れるかどうかは一切考慮していない感じの選択でした。

新幹線で行くと、会場にギリギリ間に合わない感じだったので、久しぶりに夜行バスを利用しました。もはや夜行バスつらい年齢だよという気持ちと、適度(?)な寝不足と疲労感で当日あまり緊張せずにすむなぁという気持ち半々でした。

当日。早朝に東京駅に到着。受付開始まではかなり時間があったのですが、朝ごはん食べて、お品書きや正誤表のコピーなどわちゃわちゃしてたら、まあまあいい時間になっていました。初めて行く会場なので、駅を間違えないかまあまあ不安でしたが、無事到着しました。

とりあえず記念に写真


早めに着きすぎたかと思ったのですが、もうすでに人が並んでいました。
文学フリマ岩手では、設営にかなり手間取ったので、今回はやること全部メモって、かなりスムーズに準備できたと思うのですが、それでも一般入場10分前とかでした。なぜこんなに準備していったのに、こんなに時間がかかったのか、謎。

設営メモメモ。

ドキドキの新刊対面タイム。

表紙。
裏表紙。

わりとイメージ通りにできていて良かったです。印刷会社さんに感謝。今回は誤字もなかったと思います。良かった。

一般入場がアーリーオープンとなり、まだ心の準備ができてないよ!!!!!と思いつつ、文学フリマ東京が始まりました。予想通り、というか、予想はしてたけどやっぱり人が多いなぁという印象でした。あまりの人の多さに売上ゼロも覚悟しなきゃいけないかもな、と頭の隅で考えつつも、そんな覚悟できねーよ!!!と不安Maxになっていました。

お隣のサークルの人にちゃんと挨拶はできましたが、例の如く人見知り発動で、あんまり会話はできなかったのは少し残念でした。

まだまだ無名なので、当然なのですが、イベント中の大半はずっと暇で、後半くらいには人の足を止めるタイミングとか、目線とか、声をかけて止まってくれるかどうかとかをひたすら観察していました。サークルのポスターに目を留めてくれた人数をカウントしておけばよかったなぁと後になって思いました。

めちゃくちゃ暇ではあったんですが、もしかしたら宣伝を見て1番に来てくれる人がもしかしたら万が一いるかもしれないので、イベント前半は席を離れないようにしていました。半分過ぎたくらいでチェックしてたサークル回りをしました。文学フリマ岩手のときは十分にまわれなかったので、ちゃんと欲しい本ゲットできたのはよかったです。いつか一般参加でゆっくりまわってみたいです。

最終的には、新刊3冊、既刊1冊、の売上となりました。新刊既刊の両方を購入の方が1人で、新刊のみ購入の方が2人、合計3人の方に作品を購入していただけました。文学フリマ岩手のときとはまた別の緊張感があって、せっかく来てくれた人との会話がほとんどできず、作品の購入理由をさっぱり聞くことができませんでしたが、宣伝見て来た人はいなかったような気がします。逆に言えば、設営スペースの見本だけで購入の決め手となった人が3人もいるのかと思うと、設営スペースの準備大事だなと改めて思いました。

イベントが終わって会場を出ると、外は真っ暗でした。

買ってくれた人がたくさんいたわけではないし、会話や交流がいろいろできたわけではないし、楽しかったかと聞かれると、やや微妙といったところですが、自分の出来ることと出来ないことがはっきり分かるようになってきているのはすごく良かったと思いました。

翌日、デザインフェスタを楽しみ、秋田へと帰って行きました。

【記録編】につづく。

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