圓窓高座本 第198号 「二番煎じ」

昔、江戸の名物が、〔武士鰹 大名小路 生鰯 茶店 紫 火消 錦絵〕
火消が入っているんですから、江戸は火事が多かったんでしょうね。
ですから、この歌におまけが付いてまして、〔火事喧嘩に中っ腹 伊勢屋稲荷に犬の糞くそ〕てんで... 。汚い物まで名物になってますが... 。
その当時は、木造家屋ですから、ひとつ、火が出て半鐘がジャーンと鳴りますと、もうすぐに一町内一舐なめ、なんてことは、しょっちゅうで。
ですから、江戸には歴史に残る大火事がどっさりとあったようで。

続きは本編にてお楽しみください。


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