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料理人として目指しているところ

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端的に言うと、僕の料理を通して「食の喜び」を伝えられる料理人になれれば本望です。また、料理人というよりも食に携わる者として、日本では若干語弊のあるワードとなっている地産地消・オーガニック・スローフード・食育等々に関して、しっかりと向き合い、取り組んでいきたいと思っています。特に食育に関しては注力したいですね。近年、教育の観点から食育活動が盛んになっていますが、この活動を進める上で、まずは大人の方々の食に対する意識から変えていく重要性を感じます。心を込めて育てた食材を、手間ひまかけて調理し、安心して子供たちに食べさせることこそが真の食育であると考えていますし、イタリア料理であれ、何料理であれ、大人たちから子供たちへと食の喜びを伝えるのが食育だと思います。食育を表面上の活動だけで終わらせない為に、また次の世代に託す為にも、僕たちが土を耕し、種を蒔く必要があるのではないでしょうか?この先も、食と自然の持つ力を信じ、日々精進していきたいと思っていす。このコラムを通じて、今後実際にお会いする方々もいらっしゃるかと思います。その時は是非、食について大いに語り、共に食の魅力を広めていきましょう!!長きに渡り、このコラムにお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

(2018.9.7公開)

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