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激動。石の上にも三年

石の上にも三年
とはよく言ったものです。
三年続くことがどれくらいあるでしょうか。

よくも続いたと思うけど、僕の「再生」の仕事は三年経過しました。
再生の仕事って、多分書籍やドラマにもそこまで多くなくて、件数が100件超えたいまだから特定できないながら知り合いに触りだけ話す時には、「半沢直樹の生っぽい感じ」と伝えて、ご理解いただけます。

やはり、赤字企業は雰囲気が独特です。
赤字に不思議な赤字なし
この言葉が僕はかなりしっくりきます。挨拶、言葉遣い、会議、システム、しっかり老朽化しています。そんな中で、手柄を取れば妬まれ、待機してたら指摘され、失敗すれば拡張され、指摘したら攻撃される。そんな毎日です。
が、慣れてしまえばそんなもんが当たり前になり、淡々と仕事ができるようになります。
やっと、過去に決めたことを決めた通りに実行する。誰かの言葉や態度に左右されないようになってきたなあ、と、今年の初めに思った次第です。

そんなこんなしていると、なぜだか突然大量の受注が。
四国、関東、九州、、、そして中国地方(広すぎるやろ)
1週間で5社くらいのオファーがきます。
金融機関や専門家、士業の方や事業者さんの紹介にて、次々とやってきます。
一人でやっているのですが、再生というのは最早、「どこがどうなってて、どうすればいいかがわからん状態」だと思ってます。
自分がなにしたいかわからんのに何か始めて答えが出るわけがないのは間違いないので、実は再生は半日で終わることもかなり多いです。あとはチャットツールや事業計画策定でのモニタリング。
ですから、基本的には事業者さんのところには月一くらいの訪問で足りることが多い。

三年前に行っていたのは、昼間8:00-18:00までは役員、夜は1時間刻みでコンサル40社してました。
昼間の非効率な労働をやめれば、さらに60社は増やせるわけです。移動さえなくせば。

食のサプライチェーンの把握と人脈
ものづくりの問合せから受注、発注、納品、請求、会計のソリューション
セールスの魔法の営業トーク(NLP)
営業代行、資料作成、計画策定、WEBサイト

これらがこの三年で一通り行い、ワンストップで過去の自分が作り上げたソフト、ライブラリ、モジュールが出来上がりました。
もう、二度目まして、三度目まして、、、と、納品事例が増えていく一方で、かつ、製造、サービス、小売、物流が強くなっていきそうです。

こうなってくると、なんでも答えられるおじさんになるわけで、かなりコスパのいいコンサルテーションが、できるようになりました。

そんな今、さらに、

J STARTUP WESTのサポーターにも登録いただいて、さらに、別のアクセラレーションプログラムのメンターにも就任予定です。
事業再生で培った、「バグった速度での再生」は、スタートアップにも似た部分があると思い、挙手しました。
おかげで、めちゃくちゃ稼いでる攻めと、立て直しという守りの両方のスピード違反を行えます。
事実、スタートアップ支援で次々と顧客を獲得しています。

今は移行期のため、100社になるまではガンガンお客様訪問して受注をしていますが、今後は家を持たず、ノマドな暮らしになっていくのか、いえに引きこもりするのか、フィフティーフィフティとなっています。

とまあ、自慢に聞こえるか病的な人間の妄言に聞こえるかはわかりませんが。

一つだけ言えるのは、石の上にも三年
石の上に三年座ったらなにがあるのか?そんな事を考えてるんだったら、よさそうな石に三年座ってみるのはいかがでしょうか。
座った途端、他の石やプール、資格試験や転職、異業種が気になるでしょう。
しかし、三年間あれこれやれ、という諺ではなく、何を、ではなく、なんという修飾語もついていない「石」の上に三年です。

まあまあ良さげなものでも、三年上に鎮座してはじめて開眼する。価値と他者から思われるものへとなるのではないでしょうか。

何をしたらいいかわからん。適性が何かわからん。資格取得ゾンビ、生き甲斐ゾンビのように彷徨わないためには、私と私の好きな誰かに寄り添ってもらいながら、三年間、わき目を振りながら寄り道しまくりながら鎮座するのが近道ではないでしょうか。
周りの人らで、そのように動いてる人がどれくらいいるか、いないか。
それを見たらば、無数にある選択肢の中で、あなたの「好きと得意」と「世の中のニーズ」を掛け合わせて三年間打ち込んだ結果は?
得たいあなたの未来が手に入らないわけがない。と僕は確信しています。

見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい

ガンジーの言葉はいつもただしい。

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