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勝負はその遥か手前にある

僕は事業再生屋

事業再生をしています。
事業再生とは、事業を再生する事です(ぁ
再生する必要があって外部人材を使うっていうことは、その多くは「やばい状況」ということがご想像いただけると思います。
もちろんですが、「僕が手伝う=事業がピンチ」というわけではありません。
むしろ、順調な事業の方も、「お金あるし専門家を雇った方が色々手っ取り早いよりね」という事で指名いただくことも多いです。
もちろん、効果が高いのは「状況が良い方」です
なぜなら、再生企業は、ヒトモノカネすべてが足りません。良い企業は、人がもお金もそろっています。
今日はその再生などの活動で気づいたことの一つについて

今日の仕事はいつの成果か

今日の仕事
これについて言われることがすごく多いです
「客が少ない」
「売上が足りない」
「人がおらん」
などですね。

僕は営業が得意です。
ただそんな僕にもスランプがあったりします。
営業とは面白いもので、受注があると、営業件数が減ります。
取れなければ、すぐに次にいくので、営業件数は増えます。
成果ゼロの日が8日も続くと、とんでもない件数(個人宅4桁とか)になります。
で、その時には「うわ、もうダメかもしれんわ」
とか思うんですが、後悔するのはそのあとです。
「一週間前に来てくださいましたよね」
とか、「昨日の話もっと聞かせて」
とか言われるんです。
最高記録は、
8日成果ゼロ。9日目から11日目で21件の問い合わせ
です(汗
何かというと、結局営業に行ってその場で受注出来る事は多くないです。なぜなら在宅なのは家長であるとは限らないから。
仕事が終わったご主人様が帰ってきてから、「今日こんな人が来たんよ」とかという話しをしたりとか、週末にしてもらったりするんでしょうね。
というわけで、その9日目からは、全く営業に行かず、問合せのあった家庭を訪問したりご来社いただいたりするわけです。
タイムマネジメント的に言えば、ただただ後悔です(笑

成果を仕込むのは過去

成果とは、ただの結果であって、実際にはその結果が良いものになるために過去に仕込んだもののひとつの表れです。
ですから、「今日仕事がない」のは、「過去の行動がヌルかったから」という事も言えます。もちろんそうとも限らない極端な表現をしましたが、一か月、1年単位でいまいちの成果なのは、まさにその通りなんだと思います。
仕事がない=考える時間がある・お客様の声を拾いにいく時間があるという事です。
そして、今日の行動がヌルかったら???
未来の仕事はないでしょう。

事業再生と成果

事業再生などはまさにその典型です。
結局、過去から現在まで
「この業界はよそと違って儲からん」
とか
「どの同業他社もうまくいってない」
とか言うのは言う。
確かに僕が聞いてもきつい。でも、儲かってる会社もあるし、なんなら業態転換してもいいでしょう。もっと言えば、その中でもDXや社員教育、対話を行って損害を少なくするこてょあ出来ると思うんです。
ただ、どれもやっていない。
やっていないから、当然ながら何もせずにうまくいくわけはない。
僕の例でいえば、8日間、「おかしいなあ」と不安になりながら回り続けた結果が9日目以降に出てるんです。
大事なのは、8日間の行動ではないでしょうか。8日間よりさらに手前の、「行こうとすること」や、「どうすれば売れるかチラシの内容や言葉の言い回しを考える」事が大切なのではないでしょうか。
僕が事業再生を行ってうまくいくのは、「今」だけを見たり、「状況説明」ではなくて、他でうまくいっている事例で、自社にパクれるものはないかを考え、どうすればそうなれるかアクションプランを作り、行動に起こすからです。

まとめ

今日言いたかったことは
「今日の仕事は過去の活動のタマモノ」です。
今日は過去の結果が見える日でありそして、今日は未来の結果を作るための仕込む日でもある。
今日も確かに忙しいかもしれないけど、今日のことばかりやっていると、いつか手痛い目をみたり、今日がウキウキと過ごせないのではないでしょうか?
今日の活動は本当に成果につながるのか?意味があるのか?
そんなことを考えて行動しないのではなく、信じて、行動する。
それが出来る人には確実に成果がやってきて、それが出来ない人には確実にその結果がやってくる。

打てる手を、打ち漏らすことなく、打ち尽くす

覚えておいてください。

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