見出し画像

山陽製紙のnoteはじまります。

はじめまして、山陽製紙です。
私たちの取り組みや、情報発信をする場にしていきたいと思い、noteをはじめることになりました。
まずは山陽製紙がどのような企業なのか、ご紹介させていただきます。

環境に配慮した紙創り

昭和3年に創業、大阪泉南の地で設立63年になる製紙会社です。
私たちはたくさんの水や電力を使い、自然の恩恵を受けて、紙創りをしています。だからこそ自然に感謝し、どうしたら自然と共生できるかということを常に考え、生産背景にはこだわり、環境負荷の少ない経営を心掛け、自然を守る活動にも全社員で積極的に取り組みたいと考えています。
設立50周年を期に、経営理念を「私たちは紙創りを通して、お客様と喜びを共有し、環境に配慮した循環型社会に貢献します」というものに刷新しました。

画像4


紙資源や製造副産物をアップサイクル

アップサイクル(Upcycle)とは、リサイクルやリユースとは異なり、もともとの形状や特徴などを活かしつつ、古くなったもの不要だと思うものを捨てずに新しいアイディアを加えることで別のモノに生まれ変わらせる、所謂”ゴミを宝物に換える”サスティナブルな考え方です。

現在、環境・生産背景にこだわり3つのブランドを展開しています。

PELP!(ペルプ)
https://pelp.jp/
paper help projectの略。企業で不用になったコピー用紙をアップサイクルする会員サービスです。専用の回収袋「PELP! BAG」に詰めて宅配便で送ることで、再生紙「PELP! PAPER」となり、オリジナルのオフィス用品に生まれ変わります。

画像1


SUMIDECO(スミデコ)
https://www.sanyo-paper.co.jp/sumideco
食品加工の工程において排出される梅の種やビールの大麦粕、コーヒー粕などの製造副産物を炭にして紙にすき込み、消臭できる高機能再生紙へアップサイクル。

画像2

crep(クレプ)
https://www.sanyo-paper.co.jp/crep
セメント袋の口縫い用テープや電線類を包装する紙として使われてきた工業用クレープ紙を一般消費者向けにアップサイクルしたアイテム。環境との接点を創出し、使い捨てではない新たな紙の可能性を広げていきます。

画像3

それぞれのブランドの詳細は今後紹介していきたいと思います。


サスティナブル社会に向けての活動

循環型社会への貢献を掲げる「経営理念」の実現が CSR の取り組みにつながると考え、より理解を深めるため、CSR 検定の全員合格を目指しています。社員の半数以上が CSR検定 3 級の合格者です。
年に1回社内で「理念祭」を開催し、「自社とSDGs」などテーマを決め、理念の深掘りを図っています。

社外では河川環境の美化を目的としたアドプトリバーを主催する他、NPOと協働して地元小学校へ出前授業を行うなど地域との交流を深めています。
社会課題に目を向ける社員の増加により、再生可能エネルギーや高度廃水処理設備の導入につながっています。


私たちのまわりの素敵な企業さまも紹介したい

このnoteでは、私たちのまわりにいらっしゃる素敵な企業さまの取り組みや、デザイナーさまについても触れていけたらと思っています。

前述したブランドの「PELP!」は、会員さまによって育てていただいているサービスです。実際に活用されている企業さまにお話をうかがうと、もっと色んな方にお伝えしないと勿体ない!と思ってしまうような素晴らしい活動をされています。一緒に紙を作るチームとして、そのような発信もしていけたら…と思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?