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【564球目】縁

三陽工業に入社してくれている社員とは、ご縁をいただいて一緒に仕事をしていると感じています。入社経路は様々です。ですが、1人1人とのありがたいご縁をいただいた結果です。今日はそんなお話です。


入社経路

人によってその経路は様々です。

一般の求人案件を見て応募し社員になってくれた人もいれば、エージェント経由の人もいます。私が直接お話をさせていただいた方もいれば、元々は三陽工業の取引先で今は仲間になってくれている人もいます。お客様の場合もあれば、当社が顧客の場合もありますね。生産推進グループが発足時にとあるお客様の窓口の方は、そんなん無理だ!と否定的でした。今までの経験からその発想になったと思いますが、当時だとその反応が大半でしたね。その人はいま、三陽工業で生産推進グループの説明を新規顧客に一生懸命してくれています。

先日100万回再生を達成したTikTokに出演し、ライブ配信までやってくれている森本さんも元々はお客様の社員です。様々な経験をした社員と多くのご縁をいただいていることに感謝です。そして、数年前から始まっている新卒社員の入社。三陽工業で社会人一歩目を歩き始めた、このご縁にも感謝です。


人と人が出会う確率

人と人が出会う確率は、0.0004%と言われています。以前このnoteにも書いたことがあります。

一生で何らかの接点を持つ人が3万人と言われていますので、 日本人口12000万人で考えると、
3÷12000×100=0.0250% (4000人に1人)
世界全体72億人で考えると、
3÷720000×100=0.0004% (24万人に1人)

誰かと縁があることは奇跡に近い確率です。だとすると、その縁は大切にしたいと考えて当然だと思います。今日も新しい縁をいただいています。ありがとうございます。新しい縁がドンドン増えていくだけであれば良いのですが、そんな都合よくいかないですよね。どうしても縁が切れてしまうこともあります。


縁が切れてしまう

会社で言うと退社がこれに当たります。

もちろん、退社しても縁が全て切れるという訳ではありませんが、奇跡的に出会えた仲間と縁が切れてしまうことは、今までも経験をして来ましたが慣れるということはありません。退社について考えていくと、明確な答えに行きつかないことが分かります。もっとこうしておけば、あの時こういう行動を取っておけば、もしかしたら防げたのではないか、全てが仮説ですからね。

今の三陽工業においては、全ての退社についてこの仮説を考えつく限り抽出して次へ活かしています。答えはないかもしれませんが、その仮説の1つが次の新たな行動に繋がってくれています。ネットで退社理由と検索すると、様々なサイトでその理由を見ることが出来ます。不平不満があっての退社は、どこかでその不平不満を持ち始めるポイントがあるはずです。いかにして、それを防ぐことができるか。常に試行錯誤の連続です。


共通点を持つこと

三陽工業が目指すべき所は明確です。

日本の製造現場を元気にすることであり、そこで働く人達を守ること、そして増やしていくこと。やったことがないことをやってみようと常に考えて行動し、個人の成長が会社の成長に直結すると考えています。三陽工業の想い、全てにおいて共通点を持つ、共感をしてくれると一番良いのですが、どこかの部分だけでもその共通点を持って欲しい。そして、自己成長することは自分にとって間違いなくプラスになるはずなので、そこの芯は外さないで欲しい。

先日、ホワイト企業すぎることで退社に繋がるという記事を読みました。仕事に負荷がかかっていない、簡単なことしかやらせてもらえない、自分が成長できる環境ではない、そういった状況で退社していく若者が増えています。自己成長。心の軸も技術の軸も伸ばしていって欲しい。簡単な事を毎日やるだけではなく、やったことがないことをやってみようとして欲しい。AIのシンカは凄まじいものがあります。多くの単純作業がこれからもっと置き換わっていきます。

心の軸と技術の軸、この両方の軸を伸ばそうとする人が増えていくと、その組織や企業や国は間違いなく強くなります。まだまだこれから。三陽工業の未来が楽しみです。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!