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【329球目】2022鈴鹿8時間耐久レース

2022年8月4日から7日にかけて、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにて、

2022FIM世界耐久選手権
”コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会

が開催されます。2020年、2021年はコロナの為に中止となったこの大会が帰ってきます。今日はそんなお話です。


前回大会(2019年)

もう3年前です。2019年7月ですから、コロナのコの字もない時です。

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KRP三陽工業&RS-ITOH予選11位という好成績でしたが、トラブルもあり完走はできませんでした。そろそろ8時間を迎えようかとしていた頃、トップを走っていたKRT=Kawasaki Racing Teamのマシンがまさかの転倒。

暫定優勝はヤマハと認識をして、その日は岐路についた記憶があります。

そのままの認識で家に帰って寝ましたね。KRTが優勝したことは翌朝知りました。とにかく、Kawasakiが優勝です。でもちょっと後味悪い感じではありますよね。最後の転倒の時に、ピットのモニターで見ていましたが、Kawasakiが久しぶりの優勝だという空気が悲鳴と共に一変したのは今でもよく覚えています。

今年は2連覇がかかっています。

KRTの2連覇。現地で見ることが出来れば嬉しいですね。


三陽工業は・・・

現在のエントリーリストはこちら

KRP三陽工業&RS- ITOH with Vissel KobeとしてEWCクラスに参戦します。

エントリーリストにはwith以下は省略されています。今年はどんなドラマがあるのか。毎年必ずドラマがある鈴鹿8時間耐久レース。真夏の暑い中ではありますが、とても楽しみにしています。


2016年7月

初めてバイクレースを見たのが、2016年7月に開催された鈴鹿8時間耐久レースでした。

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バイクの音、熱気、鈴鹿サーキットの熱量、どれをとっても興奮したことをよく覚えています。全くレースのことを知らなかった私も、少しずつ理解をしてきました。そして、それから6年が経過しています。今回の8耐はまだまだコロナ禍であることを抜け出してはいませんが、過去2年間は開催出来なかったことを考えると、日常が戻ってきています。どんな結果になるかは分かりませんが、最後の花火をどんな想いで見ることができるのか、楽しみにしています。


バイクレースについて

三陽工業はバイクの仕事に携わっている会社です。

そんな会社だからこそ、バイクレースをもっと盛り上げていきたいと考えています。鈴鹿8時間耐久レースは昔から人気があるレースですし、そもそもFIM世界耐久選手権ですから、いつもの全日本ロードレースとは主催者が異なります。全日本ロードレースは国内のレース、鈴鹿8時間耐久レースは世界選手権、当然、違いますよね。その鈴鹿8時間耐久レースも、数十年前とは比較にならないくらい観客動員も減少しています。

1970年、80年はバイクブームだったと言われています。

その時のバイクレースの盛り上がりは凄かったはずです。バリバリ伝説で読みました。そして、いま、コロナ禍において新たなバイクブームが到来とも言われています。リターンライダーの増加ももちろんありますが、若者や女性もバイクに乗る人が増えています。このバイクブームとレースを結び付けたいですよね。

以前、このnoteにも書きました。

バイクレースをやっている人達は半端じゃない苦労をしています。ライダーは命を懸けて走るにもかかわらず、その報酬はとても少ないのが現状です。ライダー一本でやれている人が日本に何人いるでしょうか。プライベーターとしてレースをやっている人達の苦労も大変なものです。

そんな状況である今の国内ロードレース。

今は微力ですが、もっともっと強くなった際には、出来ることをやっていきたい。バイクも野球も同じ様な気がしています。野球も競技人口が数十年前と比較すると大幅に減少しています。プロ野球というコンテンツは今でも強いですが、競技人口の減少は長い目で見ると、そのスポーツの衰退の可能性を高めてしまいます。長い目で見て、考えて、必要なことができる、そんな存在になりたいと考えています。妄想するとキリがないので、この辺で。

本日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!