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【834球目】アポイント

三陽工業には数多くのお客様がいらっしゃいます。
そのお客様との最初の接点は1本の電話=アポイントからです。日報アプリgamba!(三陽工業では日報アプリを使用しています)を見ていると、各地でこのアポイントを取る為の営業電話を行ってくれています。私もその経験があります。自身がアポイントを取っていた際に、気をつけていたこと、感じたことを今日は書いていきます。

前々職の場合

今とは全く業種が異なります。高い金利でお金を貸し出す仕事を当時はやっていました。新入社員研修が1週間あり、翌週から支店に配属。その午後からリストを渡されて、『はい、電話して。研修で習ったでしょ』と電話での営業がスタートします。

この時の平均的な確率は300件電話すると1件のアポが取れる、でした。1/300の確率です。数件のアポイント=訪問から新規獲得へ繋がるのですが、その確率は肌感覚ですが、1/5~1/10。5件から10件の訪問で1件の獲得に繋がるイメージです。

仮に、1/10だとすると必要な電話件数は3,000件となります。ただ、この職種は前日電話した時に翌日かけることもありました。そして、対象は全ての中小企業(個人事業主含む)です。周りに誰かがいて話ができない場合や、1日経つと状況が変化している場合があるからです。現に昨日はガチャ切りされた先に翌日電話するとアポイントに繋がることもありました。

ガチャ切りは当たり前、電話口で怒鳴られることもしばしば。今となっては楽しい思い出です。いかに量をこなすか。お客様のタイミングを見つけるか。そんな営業をやっていました。

前職の場合

前職は今と同じ製造派遣です。
電話する相手先はその前の仕事と異なり規模が大きな企業になります。
最初の印象は、断り方が非常に丁寧だなと。規模の大きな企業ですから、ガチャ切りされることはほとんどありません。とても丁寧に断れていきます。

断られる中で、担当者のお名前を聞いたり、現状を利用状況を聞いたり、電話で少しでも情報収集をするのも前職での特徴です。前々職ではいま欲しい人を見つける、これだけでしたからね。新規でアポイントを取って、その企業が数十名規模の在籍になり、1つの拠点の主要なお客様になったことがあります。

1本の電話から、そういう結果になったことに達成感を感じたことをよく覚えています。これが営業の醍醐味の1つだとも感じました。そして、この1本の電話が会社を創っていくのだと痛感した経験でもあります。

三陽工業で

三陽工業においてよく覚えているアポがあります。
入社して間もない頃です。近くにある企業にアポを取っていきました。求人雑誌では常に大きな広告が出ており、可能性があるだろうと考えて意気揚々と訪問した記憶があります。

ただ、結果は惨敗。別の業者を使うことはその当時全く考えていないとのことでした。その数年後、そのお客様とはご縁をいただき、今では明石・滋賀・福岡でお取引をいただいています。

アポイントとは

仕事は全てが繋がっています。
前工程があって、後工程があって、それぞれの役割があって各部門がその役割を全うしていく訳ですが、営業において最も最初の工程はこのアポイント
です。

三陽工業にはアポイントのプロがいます。取れないアポはないと言います。
それもそのはず。誰もが知っている自動車メーカーのアポを取ったのですから、取れないアポはないはずです。

アポイントには、0から1を作る楽しさがあります。自分でアポを取って、ご縁をいただき、そこに仲間が増えて営業所を支える存在になっていく。想像するだけでもワクワクしますよね。そして、それが営業の仕事の楽しさですね。

いまこの瞬間も、アポイントを取るのに奮闘してくれている人達がいます。
1つでも多くの良いご縁に繋がるように。そして、そのご縁を通じて仲間が増えていき、三陽工業が実現したいことを少しでも前に進めることができるように。

日々シンカです。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします(#^.^#)


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!