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【510球目】覚醒する年

2023年は覚醒する年です。その理由を今日はお伝えします。


15年で3回の覚醒

三陽工業はこの15年の間で3回の覚醒をしています。5年に1回のペースですね。

1回目は2008年のリーマンショック後です。今まで明石のみでビジネスをしていた三陽工業は県外にもその販路を求めて進出していきました。その結果、27の営業拠点と10の製造拠点を構えています。2回目の覚醒は2016年の生産推進グループの誕生です。生産推進グループが誕生した理由は私が感じていた製造派遣業界の違和感と採用面での大きな失敗があったからです。生産推進グループが誕生した結果、その仲間は間もなく1500人を超えて来ます。3回目の覚醒はコロナ禍です。コロナ前の1年は過去最高の売上高でした。それが落ち込み目標にしていたことも一旦保留。その中で役員が2名退任するという混乱。去って行った仲間もいましたが、新たな仲間も増えました。結果として、より強い三陽工業が誕生しています。


3回の覚醒で感じること

この3回の覚醒には共通していることがあります。

全て外部環境の出来事が引き金になっていることです。リーマンショック、採用難、コロナ禍。その外圧に危機感を感じて思考と行動を速めた結果がプラスに転じています。外圧がないと変われないのか?ここ1年くらいずっと自問自答して来たことです。外からの圧力がないと変われないのは真の実力ではありません。自分たちが自分たちで考えながらシンカをしていく必要があります。そこには外部の圧力や危機感がなくとも、成長していけるはずです。

この2年間ずっとHR事業部において退社率に拘って来ました。理由は簡単です。この時代、一気に入社数が伸びることは考えられません。(やれないことはありませんが、副作用があります)しかしながら、一気に退社数を減少させることはできます。同じ入社数であったとしても、退社数が減少すれば純増数は増加します。現在、採用活動は順調ですが、いつさらに厳しくなるか分かりません。今までのように、厳しくなってから覚醒するのではなく、良い状況の時に自分たちの力で覚醒していく必要があります。退社数が少ない所は入社数にも拘れています。GT製造部の退社率。年間で1%です。HR事業部の最終目標はGT製造部の退社率です。三陽工業の管理部門はこのコロナ禍においてとても強くなってくれました。既に3月の数字が出ています。予算対比プラスではありますが、このプラス幅をもっと広げたい。その為にも今年の覚醒が必要です。


3月の結果を受けて

先週は入社式や新卒社員研修と未来の仕事に数多くの人が関わってくれました。

2週目からは現在の仕事に対してのアクセルをさらに踏んでいきます。覚醒する為に。どの拠点も成果を出したいはずです。なのに成果が出ていない。どこかに何かが不足してるはずです。その不足している部分を見つけて、補充された状態にしていく。成果が平均以下の拠点が平均値になるだけでも大きな進歩です。1つずつ平均以下の拠点に対して、不足していることを明確にすること、それを充足していく為には何をすればいいのかを明確にしていきます。

三陽工業はこの数年の急成長により成長痛を抱えていると考えています。役職がついているけれど、何が問題か分からない。問題だよと言っても問題と認識できない。その問題を解決する方法も分からない。そんな状況があれば成果は出ません。これはその人が悪いという訳ではなく、これまでの成長痛です。そして、この成長痛を今期で全て解消します。そうすると自ずと覚醒します。必ずします。この数年間で正しい思考と行動が明確になりました。それが出来ている拠点は伸びています。
外部環境が不利であっても伸びています。

三陽工業は日本の製造現場を元気にする会社です。それを実現するために、正しい思考と行動が必要です。そして、その正しい思考と行動を積み重ねていくと必ず成果へとつながります。タイムラグがある場合がありますが、必ず繋がります。なぜ必ずと言えるのか。世の中には三陽工業と同じことをやっている会社がいないからです。製造派遣業界という世界の中で、唯一無二のことをやっている。求職者もお客様もどこで気づいてくれるか、これがタイムラグになりますが、ブレずに正しい思考と行動を積み重ねていくと、そのうち気づいてくれます。三陽工業を理解していればこの意味がよく分かるはずです。アクセルベタ踏みで進んでいきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

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