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集団作業療法を考える会「さんやまち」

集団作業療法を考える会「さんやまち」は、「集団」を「治療道具」として捉え、「個」を大事にしながら、環境を上手に活用し、「集団」をツールとして利用し、介入する。そしてその介入でどのような効果を得るか、それを判定するためにはどのような評価方法があるのか、を皆さんで考えていこう!という会です。

ちなみに“さんやまち”(三夜待)とは・・・?
地域の住民が集まり、月の出を待ち飲食や話をして強い絆で結ばれる行事。佐賀県大町町で今でも行われている行事です。
そこから、治療道具として「集団」を活用出来るように、楽しみながら話が出来る勉強会にしたいとの思いで名付けました。

「木を見て森を見ず」⇒ 物事の一部分や細部に気を取られ、全体を見失うこと。
・・・でも1本ずつの「木」を特性を知ることで、その森の良さを改めて実感できる瞬間がありますよね。
「木=個」に気配りしながら全体の見通しを立てると「森=全体」の見え方が変わります。

「個」を見ることができなければ「集団」を扱うことができない。
「集団」を扱うには「個」の特性を把握しなければならない。
「集団」を学ぶことで、「個」への対応にもより気配りができるようになる。

これは領域を問わず、作業療法士が対象となる方と接する上では非常に大切なことです。

皆さん、「さんやまち」で一緒に楽しみませんか?

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