集団作業療法を考える会「さんやまち」 第19回定例勉強会 報告
第19回定例勉強会テーマ:「ちょっと待ってぇ〜!...って言っていい?〜集団での活動時に不適応な行為をしている方への対応〜」
令和3年9月3日(金)にZoomを利用し、第19回定例勉強会を開催しました。
今回も初参加の方、多職種(言語聴覚士)の方のご参加をいただきました!
和が広がっていく感じがして嬉しく思います!
まず参加者の皆さんから「ちょっと待ってぇ!」の場面を教えていただきました。子どもさんに対する場面、高齢者に関わる場面、行動、言動、いろいろな「ちょっと待って!」の場面がありました。
皆さんの「ちょっと待って」をお聞きしたあと、ブレイクアウトルームを利用して話し合っていただきました。
似たような「ちょっと待って」を経験した方のお話、どうすればよかったのか、どのように対応したか、話題はつきませんでした。
「気持ちに余裕をもって利用者様に対応する」、「広い視野をもつことを意識する」など、印象に残ることばも出ました。
答えは出なかったかもしれませんが、参加者の皆さんの「引き出し」を増やすことができたのではないかと思います。
終了間際、師匠(と勝手に思っている)がご入室くださり、まとめとなるお言葉をいただくことができました。
「集団での不適応とは、こちらの思惑をはみ出しているからそう思うのかもしれない」
「利用者の行動を広く受け止めれば、それは不適応にならない」
「不適応に対し、我々ファシリテーターがその場を収めるために取り繕う事があったとしても、後から『なぜあの方はあの時、あのように言ったのだろう?あのような行動をとったのだろう?』と”なぜ”の視点で対象者を振り返り、次に繋げる事が大切」
ありがたい締めのお言葉をいただき、今回も楽しく終了しました。
次回は遂に20回を迎えます。
3の倍数月の開催なので、年4回開催、ということは、丸5年を迎えた、ということになります。
これまでに開催を休止したのは、COVID-19が拡大傾向をみせ始めた昨年3月の1回だけです。
継続は力なり。
でも、その力をくださっているのは、ご参加くださる皆さまがいてこそ!です。
これからも引き続き「さんやまち」を宜しくお願い致します!m(_ _)m
次回の企画もお楽しみに!(^^)/
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