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with コロナ時代、炎天下で作業をする建設現場の熱中症対策とは?

気象庁の3ヶ月予報によると2020年6~8月の気温は、全国的に平年より高くなると予想されています。加えて、新型コロナウイルス感染症対策としてマスクの着用が習慣化していることで熱中症のリスクが高まっています。

過去5年間の業種別の熱中症による死傷者を見ると、建設業が最も多いという結果が出ています。

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※厚生労働省 平成30年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(令和元年5月17日発表)より

屋外で作業をする建設業にとって夏場の熱中症対策は業界全体のテーマです。三和建設では、良い建物をつくるためは現場の管理をする社員はもちろん、協力会社さんや職人さんたちの力をかりないと成り立ちません。過酷な環境で作業をしてくださっている職人さんたちの環境が少しでも良くなればと様々な取り組みを行っています。

・塩ゼリー

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岩瀬コスファ様と共同開発した塩ゼリーを今月より全作業所に設置しています。塩分だけではなく、こんにゃくセラミド、ハスの花エキス、コラーゲンにキシリトールと熱中症を予防しながら美容成分もチャージできるスグレモノです。塩ゼリー「IWASE × SANWA SALT JELLY」はマスカット・ライチ・レモンの3つの味があります。詳しくはこちら

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・かき氷

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5年ほど前から職人さんたちの休憩所(クーラー完備)にかき氷機を設置するようになり今では夏の風物詩になっています。シロップの1番人気は爽やかなブルーハワイです。

・シャワーヘッド&シャンプー

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炎天下で作業をすると夏場のヘルメットの中は汗と油分で頭皮がベタベタになってしまいます。水洗いではどうしても油分まではスッキリしないので、三和建設の現場では設置場所があればシャワーヘッドを取り付けてシャンプーを置いています。休憩中はもちろん、帰る前にすっきりして帰る職人さんたちを見かけます。

場所が許せばシャワーブースを設置している作業所もあります。

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・その他の対策グッズ

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こちらはミスト扇風機

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マスクや消毒液、コールドスプレーや塩飴に干し梅など注意喚起とともに休憩所入り口に完備

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一見ただの自動販売機ですが、「すっきりしたトマト」と塩分補給ができる「塩ライチ&ヨーグルト」が熱中症対策価格で50円。こちらは三和建設と協力会で補助しています。

冷房完備の仮設トイレ完備の作業所もありますし、もちろん給水器もあります。社員には作業所員全員に空調服を支給、夏場のマスクは熱がこもってしまうためフェイスシールドなど様々な取り組みを行っています。


それぞれの協力会社さんや職人さんたちが工程ごとに数珠つなぎのように作業をしていって建物は完成していきます。そのうちの1つでも欠けてしまえば良い建物は完成できません。だから、私たちは作業所の安全管理はとても大切で重要なミッションだと考えています。

過酷な環境で作業を行う職人さんたちの環境改善に積極的に取り組み「熱中症事故ゼロ」を継続していきます!


ご安全に!


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