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【麻雀】それぞれの地平線 ~ 先駆者の決断 ~


はじめに

神域リーグ2024 ドラフト会議から2週間。
終わってから当然の様に話題になっているし、
チームも顔合わせ、練習と動き出し始めた。

本来はここから初見の方に教える神域リーグみたいな記事を
書こうと思ったのだが、ある情報が入って来た。

というわけで今回はその事について書いていこうと思う。


神域リーグドラフトの結果とその反応

・神域リーグ2024ドラフト結果

神域リーグ2024 ドラフト結果

まずは今回のドラフト結果だが、
昨シーズンからの残留組は11名。一方で新規組は4名である。

残留組がやや多いとは言え、それぞれの監督のチームのコンセプト
が練られた精鋭たちである事は間違いない。

さて、今年はドラフト自体は好評だったように思う。
そもそも、ドラフト前の数か月が酷すぎた。
打牌批判の是非と言うお門違い、プロ・配信者への指示や叩き等、
正直、Mリーグの癌がこっちに転移してきたのかと思った程だ。
いや、そもそも麻雀界は昔から一定の癌はあったか

だが、意見の中で個人的に違和感を覚えたものが一つあった。
それは昨年同様、あの先駆者たちに対する意見だ。


先駆者達への反応 そして違和感

・今年も神域にいなかった先駆者達

鴨神にゅう  千羽黒乃

麻雀Vtuberの配信を見ている者ならこの2人の名前を
知らない人はいないだろう。
この二人は麻雀Vtuberの先駆者であり、
彼女たちがいなかったらここまでVtuber界で麻雀が
地位を確立する事はなかったと言っても過言ではない。

ただ、彼女たちも昨年はドラフトに選ばれる事は無く
それに対しての反響は大きかった。
その多くは否定的意見だったのは言うまでもない。

そんな彼女たちは今年も神域リーグへ参戦を表明したのだが、
今年も彼女達は選ばれる事は無かった。

それに対する意見も多く出た。と言っても否定意見は昨年同様。
それについては以下で述べているのでそれを参照してもらいたい。

はっきり言えば、所詮ノイジーマイノリティの戯れ言
バカげてるよね。お前らは今年も本人達に迷惑かけるのかと。


・新たに生まれた意見に感じた違和感

その一方で、昨年とは違い建設的な意見も見られた。
その多くは彼女たちの実力を認めるものが多い。
ただ一つだけ引っかかる意見があった。

千羽黒乃と鴨神にゅうはいまの神域が見てるレンジからすると
強すぎる
って事なのかな
来年以降チーム増やして監督になるほうが可能性あるかもしれん

Xより一部抜粋

このツイートに自分はとてつもない違和感を感じた。
監督?それはありえないと。

普通に考えれば一番建設的で一番良い提案なのかもしれない。
彼女達にはその実力は間違いなくあるし、神域で見れる事は
ファンにとっても良い話だ。

それでも違うと思った。
いや、百歩譲って千羽師匠はない事は無いだろう。
現に、色々なVtuber達への指導も行っているから、
監督としても十分担当できるだろう。

だが、鴨神にゅう氏に関してはそれは絶対無い
当然、それは監督としての能力がと言う話ではない。
むしろ、ここまで技術や実績があれば、
監督として十分ふさわしい。
でもその提案は無いと断言できる。してしまう位には。

・・・何故、断言できるんだ?
ここまで言っておいてなんだが、違和感があったと同時に、
その違和感に疑問を持つ自分がいた。
実は当初神域ドラフト直後にこの違和感について、
noteを書こうとしていたのだがどうしても説明できず
断念した経緯がある。

それからしばらく経ち、鴨神にゅう氏から発表があった。
そこで違和感の正体に気づくのである。


麻雀AIの新たな挑戦 違和感の正体

・鴨神にゅう氏のΣリーグ参戦表明

さすがに衝撃は大きかった。
伝統あるとは言え私設リーグへの参加と言うのは、
色々考える彼女からしたら結構勇気いったんじゃないかと思う。

それ以外の色々な件についても彼女は雑談枠で語ってくれた。
神域ドラフトでの反応についての本音や今回の経緯についても。
詳細は彼女の配信を見てもらう方が速い。

しかし私設リーグの中でもΣリーグを選ぶのは彼女らしいと思う。
私設リーグの中でも歴も長いし、普通にプロも天鳳位もいる。
この中で彼女が戦うと言うのは間違いなく面白い…、

あ、そうかそういう事だったんだな。違和感の正体はこれか


・違和感の正体

考えてみれば至極単純であった。
理屈抜きに素直にこう言えば良いだけの話だった。

自分はあくまで ”雀士・鴨神にゅう” が見たいと。
最前線で戦うあなたが俺は見たいんだと。

確かに監督としての鴨神にゅう氏も期待は出来る。
いつかは見てみたいものではある。

でも今ではない。その時はいつか来るだろうが、
まだ一歩引いてしまう時ではない。
まだまだ、最前線で戦うべき人(AIだけども)なのだ。
それは千羽師匠にも言える事。

まだ伝説になるには早い。
最前線で戦う二人の姿をまだまだ見たい。

いち麻雀ファンとして、そう切に願う。


おわりに ~ それぞれの地平線 ~


今回はいつも以上に、個人的感情多めの内容になった。
まあ、別にいいだろう。
たまにはそういう記事もいいのではないだろうか。

・・・まあ、いつもそんな感じの記事である気はするが。

さてこれから、
選ばれた神域リーガー達は本番に向けて進んで行く。
それと同時に選ばれなかった麻雀Vtuber達は
それぞれの目標に向けて進んで行く。

それぞれが目指す方向の数だけ楽しみをあるという事だ。

グダグダ屁理屈こねてる暇なんぞない。
見失なうことのない様にしっかり応援していきましょうや!



酒入ると、恥ずかしげもなく恥ずかしいこと言えるなあ。

では、今日はこの辺で。

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