シネマカメラCanon R5C に大砲レンズ は付くのかやってみた件
こんにちは。Santosです。
このコロナ禍、リアルイベントというイベントがことごとく中止になった時期、それに伴いリアルイベントの撮影というものがほとんどなかった時期、様々なトップエンドの業務機材が業務機材中古店に出てくるようになった時期がありました。
このレンズもその一つ、Canon Cine Servo CN 50-1000mm という大砲レンズ。しかもx1.5エスクテンダー内蔵。
凄まじい超望遠でありながら、20倍の倍率のズームレンズになるので、そこそこの引き絵もこなせる完全な業務レンズです。その当時、これが売りに出ているのを発見し、あまりにびっくりして夜も眠れず、徹夜明けの翌日に即座にわざわざ現物を見に東京までいって手に入れました。
必要はオプションやら、これに会うカメラ本体やら、大型三脚やらでトータルはかなりの金額になってしまいましたが、とにかくこのタイミングを逃したら二度と手に入らないよな、とうことで他に欲しいものを後回しにし気合を入れて導入したものですw
さて、このレンズ、とにかくデカくて重い。レンズだけで6.8kg。この正規のシステムとして組むと20kg近くいってしまいます。。。よって、三脚も大型三脚でなければ保持できず、とにかく運用には大きな肉体的負荷がかかります。運搬、設置、運用、ばらし、撤収、をすると一日でヘトヘトであります、、、
よって、わかってはいましたが、これは肉体的にキツイぞと。→そもそも一人運用自体が無謀なのですが。
そこで、ちょっと前から考えていたのが、ミラーレスカメラ系に装着したっていいよね?でした。
せっかくCinema EOS R5C があるのですから、それを装着してもし運用するとすれば、それは成立するのかを実際にやってみたい、ということでテスト組み立て、検討をしてみました。
すぐに用意できる三脚がφ75mmボールのSachtler Activ8だったので、さすがに1000mm領域になると微振動してしまいますが、、カメラとしてのシステム重量そのものは10kgちょっとぐらいなので、バランスはしっかりと来るように組むことができました。
これまでのセットアップの半分の重さで済むのは大きい!!
軽量に組むために、チタン製φ15mmの18インチ長ロッドを手配して組んだのが成功要因。上の写真で言うところの銀色の棒ですが、これのおかげでこんな組み方ができたとも言えます。
また、このセットアップは、先日から勉強しているアナモフィックアダプターを装着した状態になってます。つまり、50-1000mmという超望遠のアナモフィックズームになっているという仕様です。ここが楽しい!!
Super 35mmのシネマズームレンズですから、実質的にフルサイズ換算で80-1600mm、エクステンダーONの状態では120-2400mmになります。R5C はデュアルベースISOにより、ベース1600も選べますから、それなりに攻めた使い方ができそうですし、RAW収録とすれば6K収録されますので、編集時にx1.33アナモフィック展開すると実質的に8K相当素材になるので、仕上げ4Kであれば絵の質もかなりの高画質が期待できそうです。
今日は朝からずっと雨にて、また別日にテスト撮影に行こうかと思います。
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