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クロジールのフルーイドズームドライブって知ってる?

こんにちは。
今週は編集Weekでひたすら部屋にこもっているわけですが、その合間でエンコード待ちやファイルバックアップ待ちなど待ち時間がそれなりにあります。

という訳でその合間時間を利用してカメラ技術系のテストなど (というか、気分転換も兼ねていますが) してます。

Chrosziel Fuluid Zoom Drive 102-13

本題ですが、はい、これ知ってる方いらっしゃると思います。Chrosziel製のFuluid Zoom Drive 102-13 という、スローズームを行いたい時に活躍するアイテムです。

国内では先ほど調べてみるとヨドバシカメラや銀一オンラインショップでオーダーできる様です。

昔から年に数回程度ですが、どうしても使いたい時がやってきます。

スローズームを行うという意味では、デジ機やENG機では、内蔵モーターにより設定にてスローズームがだいたいはできる訳です。しかしながら、大判センサー機ではPLマウントのズームシネマレンズ、またはスチール用のズームレンズなどを使用することになりほとんどはマニュアル環操作ですから手回しすることになります。

そうするとズームスピードにムラが出てスローズームとして成立しないわけです。特にスローズームでは顕著にムラがわかりますね。
映像制作をされてる方であればだいたいご経験があるのではないでしょうか。

そのような背景から例えばEFズームレンズなどスチール用ズームレンズにレンズギアを巻いて、このフルーイドズーマーを装着してフリクションを付けることでズーミング操作を一定スピードに保つ様にしてやる訳です。

Zeiss CZ.2 28-80mm にフルーイドズーマー102-13をフィッティングテストの様子

今回フィッティングをしようとしたのが、ZEISS製のシネマズームレンズのコンパクトズーム CZ.2 28-80mm T2.9 です。

およそ3年ほど前に、かなり頑張って新台導入したシネマズームレンズです。導入して後は社会はコロナ禍へ。。。しばらくはロケ撮影は相当に減りまして、このレンズが活躍することはほとんどなかったのですけども、、、ようやく2024年は活躍の場がチラホラと出てきそうなのであります!

Zeiss CZ.2 コンパクトズームシリーズ。あと15-30mmをもしゲットできればコンプリートだが、それはきっとできないだろうな。。。

CZ.2 70-200mm T2.9を約9年ほど前に頑張って購入した流れからのシリーズ物での拡張なので、これはもう自分にとっては一生モノとしての付き合いです。

話がそれましたがこのシネマズームレンズでスローズームの絵をとりたい。その様なシーンが近日で現場が控えております。

ズームワイド端を決めて装着。


ズーマーを回し切っても約半分の50mmぐらいまでしかストロークがない。。。


さてフルーイドズーマー 102-13 ですがCZ.2 と組み合わせるとストロークが足りないということが分かりました。。。このままではかなり使いにくい!!

よくよく調べてみると102-13は「DSLR用」とChroszielのWEBサイトでは記載されていました。そうか、ギア比がスチールズームレンズ用になっている、という訳です。回転角がシネマズームレンズとは異なる訳です。こりゃ困った!!

ギア比の異なるChrosziel Fuluid Zoom Drive 102-11

調べていくうちに、型番として102-11というシネマズーム用?と思われるギア比の異なるFluid Zoom Driveが出ていることが分かりました。

別に買い直さないといけないのか??
それはなかなかハードルが高い。
B&H で $994 なので、2024/2月現在の為替レートでいくと送料と関税もいれるとおよそ168,000円ほどになります。

自分が102-13を購入したのはかれこれ10年ほど前。その当時で国内流通で 88000円前後ぐらいだったように思うので、これはやっぱりハードルが高い!!

そんなわけでこの 102-13 → 102-11 にパーツ交換でコンバートできないかを調べてみることにしました。

つづきはまたこの場にてアップしようかと思います。

(→ 誰が読むねん?こんな記事、と思いつつ)

あ、もしこのパーツ供給についてご経験のある方、すでにやったことがある方などいらっしゃいましたらコメント欄にて情報お待ちしております!!!

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