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ヨガリトリート in 木曽

既に記事にしております通り、11月21日・22日の二日間、長野県木曽郡王滝村、木曽町、上松町でヨガのリトリートを開催しました。

ご存じの方はご存じかと思いますが、そもそも私が木曽にお邪魔することになったのは、ヨガのリトリートができる場所をお借りすることがきっかけとなってのことでした。
遡ること7年半ぐらい前の2015年6月に初めて木曽にお邪魔しました。

その時は、ぼんやりと遠い先の田舎暮らしが浮かんでいたぐらいでした。どこからそうなっていったのかは…ちょっと忘れてしまいました(笑)
それから半年後の暮れ、空き家を御貸しくださるというお話しをいただいて、とんとん拍子にお借りすることができ、片付けとリフォームを自分ですることにして、完成したのは2016年8月のことでした。
茨城県取手市でセラピー・ヨガのお仕事をしつつ、週一だったか、二週一だったか、1泊2日ぐらいのペースで通って片付けリフォームをして完成させました。

それから、徐々に木曽での活動も増えていき、二か所の活動する割合は、半々ぐらいから木曽の方が多くなったりしましたが、大きな地震があったり、諸々ありリトリートを開催することはなくなり、現在では空き家をお返ししています。当時の取手駅近のサロンも引き払い、現在の場所に移転しました。
ヨガ行者としては、その経験もまた行になったな、なっているな、とも思える期間だったと思います。
そして、当時お世話になりました方々に感謝の気持ちもずっと変わりません。

今回、リトリートを試運転から開催するためには、もうそういった場所はありません。
でも、地元の方々にご協力いただくことで開催できることになりました。
逆に、地元の方の宿泊施設を使わせていただく、飲食店を使わせていただくことの方がよいかもしれない、とも思っています。勿論、ご賛同いただける皆さまあってのありがたいことに感謝しかありません。

今回は試運転だったので、周囲にお声をおかけしてご希望があれば…と思ったら、すぐに決まったので、公にお声をかけることはありませんでした。

1日目は、11時ぐらいにスタートする予定を組みました。

王滝村の『庵 瀬戸』さんで、ヨガレッスンをさせていただいた後に、ランチタイムを設けました。

『庵 瀬戸』さんは、季節季節の郷土料理を中心にお料理をお出しくださるお店です。お店と言いましても、古民家のご自宅の中でお料理をいただけるようになっています。

とっても素敵なんですよ。

ご存じかもしれませんが、柱や梁のお色というものは、ここまでの歴史が着色してくれたお色です。これを塗料で出そうと思っても出せないものなのですよね。


ヨガ歴はそれぞれなので、今回はゆっくりめで行いました。

待望の?(笑)ランチタイムです。

もう~本当に瀬戸さんのお料理は素晴らしいです。

通常は、ヴィーガン料理をお出ししているわけではありません。お出汁などは普通に鰹出汁なども使われるでしょうし、お魚、お肉もあると思います。

ですが、今回はヨガリトリート用にヴィーガンでお願いしています。

皆さん、感動してらっしゃいました。それぐらい素晴らしいです。

え?贅沢をするリトリート?と思われるかもしれませんが、そうではなくて、ヨガの考え方の中に『食』の大切さもあり、サトヴィックフーズをいただく、というものがあります。

サトヴィックと言われても、ヨガをされていなければおわかりにならないと思いますし、それを詳しく記していこうと思うとそれだけで長くなってしまいますので、『正しい食』という感じで思ってください。

人間の体は、それだけではありませんが、食で成り立っている部分が大きいです。それを大切にする意味でも、瀬戸さんのお食事を味わっていただきたい、というコンセプトがあります。

そして、木曽の素晴らしさも味わっていただきたいこともあります。

「美味しい」ことは、心も豊になりますでしょうし、それだけではなくて、素材などが体を喜ばせてくれるはずです。

庵 瀬戸さんとお別れするのはちょっと寂しいですが、次がありますので、「また来ます!」とご挨拶をして次の場所に向かいます。


新滝です。

虹、見えますか?

以前私が行をしている時にも、虹が出たことがありました。

今回に関係ない、要らない写真でしたね(笑)
これしかないので、使いまわしています(笑)

慣れてしまえば、新滝もそれほど苦にはなりませんが、少し運動不足だったりするとキツイかもしれません。

上まで登って参拝しました。

よかったら、新滝の動画がありますので、ご覧ください。

ちょうど昨年の今頃の動画です。

月に一度行のために拝しておりますが、冬は冬の素晴らしさがあります。それも貼りますので、よかったらご覧ください。

凍ってしまいますので、滝に打たれることはできなくなりますが、微かに落ちてくる飛沫を浴びさせていただきます。

流石に、皆さんは滝行はしませんので、ご安心ください(笑)

そのあとは、温泉にお連れしました。そして、ある場所で瞑想、そのあとお食事という予定でしたが、皆さんの体調を考えて、瞑想は翌朝のみにさせていただきました。

木曽御嶽山という場所故の真言を取り入れさせていただいての瞑想会。

御泊めいただいたお宿にご挨拶をして、参拝していきます。

十二権現、八海山、御嶽神社里宮…と下っていきます。


こちらは、御嶽神社里宮です。本来は初日に下からお参りをすべきでしょうけれど、諸々の調整でこのような形になりました。

木曽のお水は本当に素晴らしいですよ。八海山のお水も素晴らしいですし、普通に水道のお水が美味しいです。

ここまでで、大分時間が経過してしまいましたので、予定を変更しまして、昼食を挟みました。そして、次の場所に向かいます。


こちらは、上松町の寝覚ノ床です。

この写真でご説明しますと、この右端の方に浦島堂があります。そこを目指します。

ゴロゴロと巨石を渡りながら目指すのは、やはり普段こういう機会はありませんので、最初のうちは戸惑いがあるかもしれません。危険があってはいけませんから、慎重に進んでいただきます。

でも、皆さん楽しんでくださったようでした。

右が私です。それもいらない情報か(笑)

普段写真苦手人間なので、知らない間に撮られて珍しい写真をいただくことができました。

私が撮らなくてはいけないのに、御一方が素晴らしいショットをたくさん撮ってくださっていました。感謝ですm(__)m

皆さん頑張って御堂まで登って、参拝しました。そして、こちらで瞑想をさせていただきました。

こちらは、瞑想を誘導した後、私が撮りました(笑)さすがに、ここは…

この寝覚ノ床は、浦島太郎さんが辿り着いて、池の水が鏡になってご自身の姿を見てびっくりした場所らしいです。

どうなんでしょうね。

それが本当か本当じゃないかは別として、浦島堂は凄いです。

さて、お帰りのお時間のこともありますので、今回はこの瞑想会でひとまず終了です。

それから、道の駅などに立ち寄ったりして、最後まで木曽をご堪能いただきました。

こんなこと、私が言ってはいけないのかもしれませんが、本当に楽しいヨガリトリートでした。

安全をできるだけ確保した上ですが、ヨガというもの、いえ、ヨガ云々ではなくとも、そもそも生きるということは自己責任の元に成り立つものです。

そのことを踏まえた上で、必死に自己と向かい合う。

そんなお時間になるのだと思います。

ただレッスンするだけがヨガなわけではありません。

ヨガと他の宗教との関わりだったりのお話し、この木曽という場所のこと、御嶽山を開闢された普寛様、覚明様のお話しなども含め、こうして自然の中を歩くこと、その間に自己と向き合う時間も生まれます。

そんな二日間でした。

宿泊、お食事だけではなく、それ以外にも王滝の皆さまにお世話になりました。

リトリートします!と言ったら、皆さん本当にご協力くださって、とても参考になることをお教えくださったり、本当に本当に、日頃から感謝していますのに、感謝しきれません。

ありがとうございます。


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