大学院で問題児ニートがヨーロッパ就職できるのか①
最近いろんな日本の友達から、
海外で就職できるんだから留学先で成績良かったんでしょ?優等生でしょ?
と聞かれます。
え、その話聞きたい🫠?語ってやろうか🫠🫠?
と思いつつ、話すと長くなるので ふふふと笑って誤魔化してきました。
noteなら長くなっても怒られなさそうなので、私の大学院時代の一部を記録として残してみます。
問題児認定
大学院を受けるまではガチニート時代だったので、受験や入学後の準備のため抜かりなく勉強し、そこそこでスタートを切りました。
(その後、大学院時代で「夢に追われるニート」へとランクアップ)
その結果、受験も最初の1ヶ月の授業では普通、もしくはそこそこやる気がある奴認定されていました🤓
ちなみに私の入った学部は「音楽•芸術教育学部」。
ここに入ったのも、将来オーストリアに住みたいという希望があったからでした。
この学部に入れば資格が取れるし、そもそも資格がなければ音楽学校で働くのは難しい…
とにかくやるしかない状況でせっせと頑張る日々が続きました。
グループ行動で露呈する集中力のなさ
日々頑張る中でも、私の不得意とするグループ行動だけは、どうにもこうにも…
特にディスカッションとなると絶望的でした。
今までの音大生時代は、個人プレーメインのピアノ科専攻。
大学院時代は、「みんなでひとつの芸術をつくる」グループ行動が必須でした。
一対一だと普通に喋れる私ですが、グループだとどうも ぽーっとしてしまう傾向があります🫠
脳内溶けてんのか!って思うくらい、話が頭に入ってこないのです。
別に意見がないわけではないけど、どのタイミングで発言すべきなのか🫠これは言うべきなのか🫠🫠を考えているうちに、どんどん意見が言えなくなりました。
周りからは「意見のないぼーっとした微笑みババア」と思われていたでしょう。
幸い学年内が優しい人で構成されていたので、こんな感じでも友達だけは失わずにすみました。
が、、意見がないやつ=無能と見なされる社会で、だんだんと大学院の中で問題児認定をされていきました。
先生方に気を遣われる
私の学科では日本人は私だけでした。
というか、そもそもアジアの人がほとんどいませんでした。
だからなに?と言われればそれまでですが、根本的、哲学的に考え方が違うために、みんなの考えに賛同できないこともしばしばありました😐
賛同できないというと語弊がありますが、なんとなくしっくりこないというのか何というのか。
そこで私の拙いドイツ語で自分の意見を述べたところで、相手も「考えが違う」、「言葉も不自由」私の考えに ハテナ が浮かぶのです。
幸い私の学年は多国籍だったので、みんな一生懸命理解しようとしてくれたり、話し合いを欠かさずにしてくれました。ありがたし…🙇♀️
が、、外国人ウェルカムではない保守的なオーストリア(そんなところも好きだけど)の一部の先生方の中では、
むむ!あいつなんぞや…?何考えてんや…
と思われていました。というか、そう思ってるんだろうなぁと感じました。
授業の最後に毎度名前を呼ばれる
そんなこんなな感じだったので、授業が終わるたびに呼び出され、理解できたかの確認をされるようになりました。
私の回答:
うん、分かってるよ(😏
と
うん、分かったと思う(🙂
と
うーん、分かったはず(🥺
と
ちーん🫠
を見分けられるようになった先生方はすごい。
こんなふうに気を遣っていただき面倒を見てもらったので、退学システムがある学科でもなんとか退学は免れました…
気を遣って最後までお世話してくれた先生ありがとうございます🙇♀️
そして退学を免れるため、卒業するため、一つだけ絶対に欠かさないことがありました。
次回は私の欠かさなかったことを中心に更新していく予定です。
就職するまで…には、まだまだ話が長くなりそうです🫣
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