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断片の小説

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#掌編

献血

献血バスに入っていく女の細い背を見送り、カフェのテラス席でビールを飲み帰りを待った。献血…

なんと言ったのか

泣き始めると止まらないようだった。言葉をかけると切り出した別れさえ曖昧になってしまいそう…