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東京と岩手の二拠点生活をしながら営むビー玉専門店『手作り雑貨の雅〈miyabi〉』の開業ばなし

この「開業ばなし、聞かせてください」では、地域に根づき愛される個性豊かな街のお店の開業話を聞きながら、「どうして開業したの?」「ぶっちゃけ開業資金はいくらだった?」「これからやりたいことは?」などここでしか聞けないトークを掲載しています。第4回は、岩手と東京の二拠点生活をしながら、日本でも数少ないビー玉専門店『手作り雑貨の雅〈miyabi〉』を営む、堀間雅絵(ほりままさえ)さんにお話を伺いました。

趣味もなく、仕事一筋だった私に訪れた転機

荏原中延の駅を出て、細い路地に入ると、日の光に照らされたビー玉がキラキラと輝くお店が見えてきます。全国でも数少ないビー玉を専門に扱う『手作り雑貨の雅〈miyabi〉』です。
2015年に開業したこのお店は、ビー玉を使ったアクセサリーや雑貨の販売、色とりどりのビー玉を1つから購入できるだけでなく、ビー玉アート(マーブルアート)の教室や体験もできる場所として、たくさんの方々に利用されています。全国でも珍しいこの専門店は、どのようにして始まったのでしょうか? 店主の堀間さんに開業ばなしを伺いましょう。

軒先に並ぶビー玉雑貨。晴れた日にはキラキラと輝き、思わず足を止めてしまう。

「21歳の時、結婚を機に東京から旦那さんの実家がある岩手県に嫁ぎました。子育てをして、仕事もして、ごくごく普通の暮らしをしていたんです。趣味もなかったし、色々やっても長続きしない性格で(笑)。そんな時、たまたま入った雑貨屋さんで、マーブルアートと出逢います。キラキラ輝くビー玉に心引かれて、初めてこの世界に触れました。『自分でも作れるんだ』って軽い気持ちで習い始めたのが始まりです」
しかし、ビー玉アートは「ただの趣味」では終わらず、堀間さんの運命はコロコロと転がり始めます。1年ほど教室に通い、作品づくりが楽しくなってくると、習ってきたものを自分流にアレンジするようになったそう。あっという間にビー玉の魅力にハマり、のめり込むように作品づくりを続けていきました。

店内の棚いっぱいに並ぶビー玉。A級品と比べて大きさや輝きもバラバラなB級品から「ビー玉」と呼ばれている説もあるのだとか。

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