福岡①

3月21日~23日にかけて地元の友達6人で福岡に卒業旅行へと行ってきた。高校の友達との卒業旅行には、事情により行けなかったのでこっちでは全力で楽しんでやろうと意気込んで行った。

初日の朝、とてつもなく早い時間の新幹線で福岡へと向かった。新幹線では駅弁を食べたり、クレヨンしんちゃん映画の最強を決めたりなどして時間を潰した。広島を過ぎたあたりで友達がみんな寝始めたので、そこからは今日のために作っていた「旅プレイリスト」を聴いたり、安部公房の「砂の女」を読んだりしてさらに時間を潰した。

あっという間に博多駅に着き、まずは荷物が邪魔なので置きに行こうということになり、2駅先にあるホテルまで歩いて向かうことにした。知らない街並みを歩くのはとてもわくわくした。そしてホテルへ荷物を預けてから太宰府天満宮へと向かった。

実は私は過去に一度、高2の冬に修学旅行で福岡に来たことがあった。その時にも太宰府天満宮には来ていたので、同じ景色を見て、凄く懐かしい気持ちになっていた。懐かしい気持ちと同時に一年以上前に来た時に比べて、自分は成長したし、あらゆることが変化したなと感じた。そして参拝を済ませてからは食べ歩きをした。大宰府では角煮まんが合格煮まんという形で縁起物として売られていたのだが、そんなものが許されるなら合格刈りなどと言って床屋を開いてやってもいいんだぞ、と思いながらも角煮まんが美味しすぎたので黙って食べた。それからも抹茶アイスやメンチカツ、明太焼きおにぎり等、暴食の限りを尽くした。そうして、私たちはいっぱい食べて疲れたので、早かったがホテルに戻ることにした。

ホテルに戻ってからは各々だらだらと過ごしていた。19時頃になるとお腹が空いてきたみたいで私以外のみんなは屋台にご飯を食べに行った。私はあまりにも食べ過ぎてまだ満腹だったのでホテルに残ることにした。1時間くらいしてみんなが帰ってきたので、そこからはみんなで雑談をして時間を潰していた。23時くらいにまたお腹が空いてきたので徒歩1分圏内にあった一蘭の本店に行くことにした。本店だからと言って、私の味覚では何か変化を感じることはできなかったが、本店で食べてるということで何かいつもより美味しく感じたりはした。それから部屋に戻って再び雑談をして、お互いの高校の思い出話をしたりして過ごした。3時頃、私以外のみんなは寝てしまったが一向に眠りにつけなかった私はせっかくなので福岡の街を散歩することにした。もう随分と遅い時間であるにも関わらず人がチラホラ歩いていたり、車もたくさん通っていたので、福岡の都会は思っていたより都会なんだなと思った。そして帰りにマカロンが売ってある自販機を見つけたのでマカロンを買い、部屋で食べて、その日は眠りについた。

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