全身全霊

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福岡③

3日目の朝は2日目とは違い、普段通り寝起きが悪かった。ただまあ予定より30分遅れくらいに抑えられたし、朝食には少し遅れてしまったものの、チェックアウト時間は遅れなかったので自分の中では及第点だ。それはそれとしてチェックアウトするタイミングで交通系ICカードをなくしていることに気がついてかなりヘコんだ。 3日目はマリンワールドに行った。マリンワールドも修学旅行で行ったことがあったのだが改めてとても楽しかった。修学旅行時は時間の都合でイルカショーを見ることができなかったのだが、

    • 福岡②

      2日目の朝、珍しく、とても良い寝起きだった。前日遅くまで起きていたのにも関わらず、あそこまですんなり起きれたのは、私自身の成長か、はたまた旅行の空気がそうさせたのか。 初日からずっとそうなのだが、2日目も何の予定も立てておらず、強いて言えばレンタカーを借りてどこかに行こうということだけが決まっていたので、ホテルで朝食ビュッフェを食べながら各々案を出し合った。最終的には糸島に行ってトトロの森や櫻井神社など、綺麗な景色を見ようということになった。 それから友達の運転で糸島へ向

      • 福岡①

        3月21日~23日にかけて地元の友達6人で福岡に卒業旅行へと行ってきた。高校の友達との卒業旅行には、事情により行けなかったのでこっちでは全力で楽しんでやろうと意気込んで行った。 初日の朝、とてつもなく早い時間の新幹線で福岡へと向かった。新幹線では駅弁を食べたり、クレヨンしんちゃん映画の最強を決めたりなどして時間を潰した。広島を過ぎたあたりで友達がみんな寝始めたので、そこからは今日のために作っていた「旅プレイリスト」を聴いたり、安部公房の「砂の女」を読んだりしてさらに時間を潰

        • 卒業文集

          約1ヶ月前高校を卒業した。 私の担任は普段から能動的にあらゆることをしてくれる人で、卒業の際にはクラス全員の卒業文集を集めた冊子を作ってくれた。テーマは1年間を振り返ってというものだった。 今日はその冊子に載せた私の卒業文集をここに置いておこうと思う。 この一年間を振り返ろうとした時、私はまずメモを見た。メモとはiPhone内にあるメモのアプリのことで私はそこに中学一年の頃から日々思ったことや感じたことを書き起こすようにしている。ほぼ唯一と言っていい人生で続けられている事だ

          春分の日なんて誰も知らない

          今朝、あまりにも花粉が酷いので病院に薬を貰いに行こうと思い、1時間かけて家を出る意志を固めて、30分かけて漸く家を出たのにも関わらず、着いてみれば祝日のため病院は休みだった。 どうやら春分の日らしい。失念していた。こうなってしまえばもう今日一日は何に対してもやる気が出ない。 それに私は他人よりかは祝日に対する関心は強い方であると思っていたので、私が祝日を忘れていたということに私自身とても驚いた。 ただまあ言い訳としては生活面で色々な変化や考えなければならないことが多くあった、

          春分の日なんて誰も知らない

          高校生活を終えて

          約2週間前、高校生活が終わった。つまり、何者でもなくなったということ。 高校生というだけで、何をするにしても何か価値があるように感じられた。紛れもない青春で、自分の人生のピークであるとさえ思えた。 よく教師が「この1年勉強するだけでこの後の人生が楽になる」というようなことを言ったりするが、その1年間にすることに意味があることがたくさんあるのだ、と私はずっと思っていた。 またこういった考えに対して大人側は、「別に高校生という青春に囚われなくても大人になってからもたくさん楽しいこ

          高校生活を終えて

          開口一番

          私は中学一年の頃から日々思ったことや感じたことをiPhone内のメモに書き起こし続けていた。 唯一と言っていい人生において続けられている事だ。 ただそんな生活を六年も続けているとなにかこのメモをずっと内にだけ留めておくのもな、という気の迷いからここに書くようにしようということになってしまった。 まあ別に誰かに見てもらいたいと言うような意図は(完全にではないが)なく、ただ漠然とこの広いネットの海に自分の思考や感情や垂れ流そうと思ったのだ。 そしていつか、死後何年先であろうと、こ