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大学受験で第一志望校に落ちてよかった(今だから言えること)

受験シーズンになってきて、久しぶりに6年前に受験した大学受験のことをふと思い出しました。

結論から言うと、私は第一志望校だった旧帝国大学のうちの一つに落ち、元々全く行く気がなかった私立大学に入学しました。
学生時代はストイックに必死に勉強し、中学時代は地元の中学校で学年1位、高校は地元で1番の進学校に通い、模試の成績も第一志望校は常にA判定を維持していました。
しかし、当時のセンター試験(現在の共通テスト)で大失敗をしてしまい、そのまま2次試験でも挽回することができず、第一志望校は不合格でした。
当時の私にとっては、人生で初めての挫折でした。
努力は報われないと嘆き、泣き、絶望していました。浪人するかどうかも悩みましたが、不本意ながらも、何ランクか下がる私立大学に進みました。

しかし今振り返ってみると、受験に落ちて本当によかったって胸を張って言えます。
落ちたからこそ進学した大学で、多くの経験や出会いに恵まれたからです。
特に私の場合、1番大きかったのは英語との出会いです。進学した大学は、留学生の多い国際交流が盛んな大学でした。大学生になるまで、英語にはあまり興味がなかった私ですが、どうしても、その大学に進学したからこそできることを成し遂げたかったんです。その道を選択したことに意味を持たせたかったんです。そこで、英語学習や国際交流を始めて、アメリカに10ヶ月間交換留学にも行き、英語を通して将来の目標まで見つけることができ、この大学に進学して本当によかったと思えるようになりました。

どんな道に進む選択をしたとしても、その選択を正解にするのは自分次第。挫折を乗り越えた経験を通して、言えることです。


もしかしたら志望校に落ちてしまって、落ち込んでいる学生がいるかもしれません。でも私が伝えたいのは、不本意で違う学校に行くことになるかもしれないけれど、まず落ちたことには必ず何か意味があります。きっと、進学先の学校でしか出会えない”何か”があります。そして、辛い経験をしたからこそ次に活かせる”何か”を発見できると思います。でも前を向いていないと、その”何か”を見逃してしまうかもしれません。ぜひ、前向きに捉えて、その道に進んだことを正解にしていければと思います。


Everything happens for a reason.
(人生で起こること全てに意味がある。)

どんな意味なのかは、自分の捉え方次第だと思います。何事も前向きに、ポジティブに。考え方次第で、明るい人生が待っています。そう信じています。

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