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LUMIXの新機能[リアルタイムLUT]


動画だけでなく写真にも LUTが使える LUMIX

ここ最近、SNSやYoutubeの各方面で話題になっている[リアルタイムLUT]という機能についてです。2月中旬に発売のS5Ⅱに搭載される新機能となります。

元々は、Logで撮ったデータを編集ソフトで使うのがLook up table( LUT )ではありますが、これを撮影時点で焼き付けられるのが[リアルタイムLUT]です。Bmpcc4Kも搭載しており目新しさはありませんが、写真でも使えるとなると話は少し変わってきそうです。

ところが、リアルタイムLUTは、フォトスタイルはV-Log限定で、“シャープネス”と“NR”の調整のみの様です。

S5Ⅱで使うなら、リアルタイムLUTじゃなく“MyPhoto style”かも

上の画像のリアルタイムLUTの設定画面ですが、画質調整に制限があるようです。そして、下の画像はS5Ⅱの仕様表のフォトスタイル項目の切り抜きですが、
My Photo styleでは各画質調整が行えながらLUTの適用も可能な様です。これはかなりの期待大!

※24 MY PHOTO STYLE/リアルタイムLUT時。

因みに、LUMIXを使用した方ならご存知だと思うのですが、
実は数年前からLUMIXは、“動画”でも“写真”でもLog撮影はできる仕様でした。
一手間必要ですが、フォトスタイルをLogでJpeg写真を撮っておき、画像編集時にLUTを充てればシネマ感のある一枚は制作可能です。

LUTを適用した静止画データ

RAWで撮って、現像時にLUT適用する

また、Jpegだけで無く、RAWからのLUTを適用した画像編集ができます。
RAWデータをPhotoshopに読み込み[CAMERA RAW]を起動。Adobeカラーでは無く、カメラマッチング[V−Log]を選択し現像します。Photoshopが起動した後は、レイヤー調整を加えて作風を仕上げていました。

Adobeカラーでは現像せずに、
カメラマッチングを[V−Log]にして現像します
レイヤーに各調整を追加して保存して終了

[リアルタイムLUT]のための自作LUT生成

仮にこのプリセットをLUT生成をすればS5Ⅱにも読み込み可能な筈です。
GH6の場合では、生成されたLUTをカメラ本体に読み込みが行えます。
ただ、焼き込む事はできませんが、撮影時のビューアシストとして
読込みにのみ対応しています。
この時のLUTは[.CUBE ]を作成。重要な点は、33ポイントを選択する必要があります。

PhotoShopからのLUT保存までの流れは
[ファイル]→[書き出し]→[カラールックアップテーブル]の手順です。

GH6は33ポイント以上は読み込めないみたいです。

Davinci ResolveでLUT生成

本来、LUT生成の基本はグレーディングソフトの活用です。
無料版であったり、iPad版なども登場し導入難易度は下がっている訳ですが、、静止画ユーザーは先ず使わないソフトだと思います。
リッチなLUT生成には欠かせないソフトではあるものの、もう少し簡単にLUT生成が出来れば、沢山の方が表現拡大を楽しめるのではないかと期待します。

Davinciは、Jpegの読み込みは可能もRAW画像は読み込み不可ですし。

スマホだけで作れるアプリを発見

簡単にLUTを作れる方法としてはPCレスで生成出来ればと思い、App store を探してみたら、良さげなアプリが速攻見つかりましたwww

リンクが貼れないので、画像を添付しましたがお薦めアプリだと思います。
数日の無料期間を終えると、週間¥150、年間¥1000、永久ライセンス¥1600位だったと思います。興味ありましたら無料期間だけでもお試しください

次回はvideo LUTを使った感想でも記載してみたいと思います。
ご覧頂きありがとうございました。

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