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ゼレンスキーの国会演説

直前に北方領土問題で揺さぶりをかけられ、岸田政権がゼレンスキー側に色々注文をつけ、想定内の内容に収まった印象。

しかしゼレンスキーに(本会議場は使用しなかったものの)国会演説をさせたという事実は、今後、戦況の変化(というかすでに現実の戦況はエンタメ化したマスメディアの報道とは相当に異なっている)と露中印+トランプを軸とした今後の国際政治の展開の中で、ボディーブローのように効いてくるであろう。

同盟国としてバイデン政権とNATOに「加担」した日本は再び「敗戦国」として詰め腹を切らされる可能性もある。何よりも憲法9条を擁する日本の国際的なプレゼンスを大きく毀損した。もともと中立の立場を装いたかった岸田首相を今のような立場に追い込んだ責任の一端は清和会をはじめとする自民党内の新自由主義・グローバリスト勢力だけではなく野党にもある。今回のことについては、野党、特にJCPに対する落胆の声は相当に大きい。

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