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あるもんde散走〜伊豆大島の旅2022年6月 レポート

自転車で散走しながら伊豆大島の価値あるもん「食」について学び、五感をフルに使って伊豆大島の魅力を感じた旅。

椿花ガーデン手毬の紫陽花

初日はあいにくの雨となり予定していた「食」巡りは車での移動となりましたが、6月梅雨を楽しむ紫陽花が見事な彩りで迎えてくれました。

椿花ガーデン額咲の紫陽花
椿花ガーデン手毬の紫陽花

伊豆大島と言えば「椿」が有名。椿花ガーデンは国際優秀つばき園に認定されるほど村長山下さんが大切に育てられていますが、椿が見れるのは冬なので、季節に合わせて様々な花が楽しめるようになっています。6月は紫陽花まつりが開催され、自然林の散策道「あじさいの散歩路」には珍しい「変わりガクアジサイ七島巡り」が観賞できます。伊豆七島はガクアジサイの最大の自生地で、変化した驚くほどの無名の収集アジサイが植栽されています。新品種も多く植栽され品種数は仕分けできないほど多数あるので、伊豆大島では必ず立ち寄りたい場所です。

2022年6月「あるもんde散走」のテーマは伊豆大島ジオパーク認定ブランドの一つ「椿油」。伊豆大島で唯一の「食用椿油」をつくられている高田製油所へ。伝統的な製法でつくられた、こだわりの純粋三原椿油は、良質の部分を搾り取りゆっくりとやさしく濾すことにより、純度100%の天然な椿油ができます。 椿油の成分の約86%は「オレイン酸」という脂肪酸。「オレイン酸」は、私たちの健康な皮膚から分泌される脂肪分と極めて似た性質を持っており、酸化しにくく化粧用油として使用するのに最適な植物油と言われています。食用・化粧用の商品の違いは、搾油後の濾過時間。

高田製油所にて、椿油ができるまでのお話を伺いました

高田さんから椿油ができるまでのお話をお聞きしながら、その場で搾りたての椿油をご提供いただき、参加者みんな感動!!!
その後は、伊豆大島にある地元の“伝え隊”しか知らないおすすめの魚屋さんやブランド豚などのお店に立ち寄り、大切に育てられた「食」を学びながらチームでお買物。その食材を貴重な最高級食用椿油をふんだんに使ったアヒージョやオイルパスタ(島唐辛子ペペロンチーノ)など、参加者と地元の人が一緒に、あるもんでクリエイティブキッキングを楽しみました♪

元町婦人会のお母さんたちが腕を振るってお料理
最高級椿油で贅沢なアヒージョ
最高級椿油と地元食材でパエリア
我らの名シェフ最高のコンビ♫ 
ウッキーとウッチーによる料理が次々と・・・

地元婦人会のお母さん達や、カメリア豚の生産者さん、イカ釣り名人や地域コーディネーターでもあるクリエイターの千葉さんらと伊豆大島にあるもんde「食」を通じて濃厚な時間、交流を深めることができました。

武田商店さんの伊勢海老

翌日は晴天に恵まれ、自転車で波浮(はぶ)までの道のりをゆっくり散走するチームと、ロードバイクで伊豆大島1周を目指すチーム、レンタカーで裏砂漠を観光するチームに分かれて、それぞれに伊豆大島を楽しみました!

地元ガイド寺本さんが自転車
三原山から見える富士山「見えた!見えた!!」と喜ぶ3姉妹?
散走の道のりを楽しむチーム
途中、サンセトビーチに立ち寄り
波浮(はぶ)港
音符を右側から順番にたたくと「波浮の港」のメロディーが流れます
伊豆の踊り子

階段を登ると見えてくる「高林商店」でビールで乾杯♪
伊豆大島のゲストハウスで必ず訪れたい「青とサイダー」オーナー吉本浩二さんと交流を楽しみました!「地元で新しい出会いの場所を作りたい」という思いのもと、駄菓子屋だった店舗跡をリノベーションしたアートと自転車の宿。本当に人柄の良さが滲み出てきて、あたたかい雰囲気に包まれます。

高林商店

まる2日間の伊豆大島にあるもんde散走をたっぷり楽しみました🎶