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笑ってはいけない三線づくり24時! 〜棹の鏡面仕上げは、あと少し!〜


 久しぶりの更新ですが「笑ってはいけない三線づくり」はまだ続いています。棹の塗りと研ぎの繰り返しに入ってから、前回の記事から2か月も経っていますね!


 気合をいれて毎日研ぎと塗りを繰り返せば1か月程度で完成できるのかもしれませんが、だらだらやっていると2か月かかります。でも、もうそろそろ終わりが見えて来ました。

 人工うるし、それも水性うるしだけで塗りの厚みを出そうとするとやっぱりかなり期間がかかりますが、油性のものだと一回の塗膜がもう少し分厚いので、時間が短縮できるかもしれません。

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 またしても2棹同時に作っているのですが、天からの表面は↑こんな感じです。

 どうしても縁の部分に厚みが不足しているので、「うるし+とのこ」を混ぜたパテ気味のものを塗りつつ、削りつつを繰り返します。凹んでいる箇所にはこの「パテ気味うるし」を塗りこみます。(色が変わっている箇所がそれです)

 表面が「ツヤツヤ」しているのでわかる通り、棹面のほとんどは平滑化できています。あとちょっとの繰り返しで「鏡面仕上げ」だって可能です。


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 サイドも艶がある箇所と、まだへこみがある箇所がハッキリしてきましたね。

 エッジもどれくらいくっきりさせたいか、好みで仕上げできます。前回の2棹はどちらかというとエッジがはっきりした形でおしまいにしたので、今回は最終的にはエッジをおとしてゆく方向で調整する予定。


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 棹のトゥーイ面はこんな感じ。だいぶ平滑化が終わっています。あと少しの調整で完成が近い!


 最終的な仕上げを鏡面にするか、もうちょっと落ち着いた形にするか悩んでいますが、コンパウンドでどこまで磨くかだけなので、それほど違いがあるわけではありません。


 さあて、棹ができたら後は胴をどうするかだねえ。。。。


(つづく)


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